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2012/09/12(水)
【川畑のぶこ】明治時代の価値観
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・9・12 No.348
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◆今日の断捨離 明治時代の価値観
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FROM 川畑のぶこ
「私が捨てられないのは明治時代の両親の教育の影響です。」
自称、捨てられない症候群の70代女性の言葉だ。
キッチンには鍋が山ほどあるけれども使っているのは3つ。
焦げて何年もたっているものもいくつかある。
いつか磨いて使うからと専用洗剤も買ったけれども
そのまま数年が経過してしまっている。
そしていま、新たに買いたい鍋があるそうだ。
もちろん、既にいっぱいあるので、なかなか行動には移せないけれど、
出来ることなら買いたいとのこと。
それでは、焦げて使えないもの1つを手放すことから始めてみてはと提案するも、
明治時代の親の教えには背けないという。
明治時代の価値観(親の価値観)を大切にしたいのかと尋ねれば
はっきりと「そうだ」という。
なるほど、そこまで自覚出来ているなら迷わずそうしたら良いだろう。
さて、ここでいまいちど、明治時代の価値観とは何かをつまびらかにしてみる。
まずは頭の整理。
おそらく彼女が採用した明治時代の教えというのは、
「使えるものは全てとっておく」というものであろう。
ただし、ここには大切な節が抜けている。
それはモノの量に関するものだ。
彼女は現在、モノそのものに困っているのではなく、
モノが「溢れている」ことに困っているわけだ。
よって、
「たとえ溢れて困っていても、モノは全て取っておく」
という価値観を抱いている。
さて、本当に明治時代の人はこの考え方を採用したのだろうか…
勿論、明治時代にモノは溢れていなかったので事実はわからない。
ところが明白なのは、彼らは
「欠乏して困っていたから、使えるものは全てとっておく」
ということだ。
足りなくて困っているので、一つのモノを大切に使ってきた時代だ。
鍋底に穴があいたら、次の新しいものを買うのではなく、
その穴を塞いで使う時代だ。
ひとつのモノを使い切ってから次のモノを入手するという価値観だ。
明治時代の価値観を大切にするなら、
そのような価値観は採用してはどうだろうか。
溢れて困っている子孫を見て、賢い先祖ならなんと教えるだろうか。
ここはひとつ、イマジネーションを働かせてみるが吉。
PS
もしあなたが自分の価値観に対して正直に
自分のペースで生きていきたいのなら
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