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2012/05/10(木)

【やましたひでこ】期待しない生き方

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」

2012・5・10 ツꀀNo.224

 

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●やましたひでこの断捨離通信講座
http://123direct.jp/tracking/cr/kefBHfkV/117049/9084681

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ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

私が住み暮らしているのは、北陸の小さな城下町。
そして、江戸時代から続く町衆文化が遺る町でもあます。

今週末は、春の例大祭。
豪華絢爛曳山で「子供歌舞伎」が上演されるのです。

東京郊外の新興住宅街で生まれ育った私には、
この江戸時代の藩政期から続く伝統ある祭りの存在は、
それ自体が驚きと感動です。

けれど、この伝統文化を守り受け継いでいくのは、
人口減少と高齢化問題、
経済の衰退と紙一重の中にある市勢では、
とても大変なこと。

だから、地元の人の中には、
この伝統ある例大祭を、
鬱陶しく思う人も少なからずいるのです。

今、もっていることの価値に気づく。
けれど、これはなかなかシビアなこと。

ある時は、わからない。
人は、失って初めて、その価値に気づくのかしらと。

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日も、メールマガジンをお届けします。

あなたとわたしの「ごきげん度」UPに、
より貢献できることを願いつつ。

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◆セミナー情報

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やましたのセミナー情報は、以下でご確認いただけます。

⇒ http://www.yamashitahideko.com/seminar/

※やました本人による断捨離ベーシックセミナーは、
本年をもって終了します。

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◆今日の断捨離 ツꀀ ツꀀ期待しない生き方

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FROM やましたひでこ

先週の3日木曜メルマガの読者さんの質問。

http://www.yamashitahideko.com/2012/05/03/mailmagazine217/

【答え】は、【質問】の中にある。
だから、一緒に【答え】探しをしませんかと、呼びかけたら、
もの凄い数のメールが寄せられました。

有難うございます。

それを全部ご紹介したら、1冊の本ができる程です。
なので、少し整理してご報告させて下さいね。

寄せられた【答え】を、大きく三つに分けると、

ひとつは、「とんでもないお姑さんですね」
というお嫁さんサイドの答え。
ひとつは、「お姑さんは、きっと寂しいのでしょう」
という姑さんサイドの答え。
ひとつは、「自分も同じ問題で苦しんでいる」
という読者さんサイドの答え。

面白いですよね、同じ質問に対して、様々な視点がある。
それぞれ、立ち位置が違うわけです。

ひとつだけ、可笑しかったのは、
この「ひとり暮らしの義母」問題の当事者を、
やましただと思い込み、
「やましたの姑問題」だと勘違いした読者さんから、
私宛ての丁寧なアドバイスを頂戴したこと。

ああ、たしかに、質問者さんの義母さんと、
やました自身の実家の母とは、そっくりなんですけれど^^;

まあ、そう思うのも、
娘である「私の立ち位置」からの視点であり、
「我が母の立ち位置」から娘の私を見れば、
なんて好き勝手な行動ばかりの娘ということになる訳ですよね。

ああ、このことは、5月7日発売の「婦人公論」5月22日号、
「母と娘の断捨離バトル」で特集されてますので、
よかったら、読んで下さいますか。

http://www.fujinkoron.jp/next_announce/index.html

さて、それとは別な、こんなメールも頂戴いたしましたよ。

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拝啓やましたひでこ様

いつも楽しくメールマガジンを読ませていただいております。
今回のメルマガはとてもユニークな趣向でしたね。

質問者に回答者の立場でものを考えてみる。

ヒントは、自分軸。
【答え】は、質問者自身がすでに出している。

紙に書いて図にしてと、自分なりに思考してみましたが、
まるで学生の時に受けた国語にテストのようでした。

この質問者の例を通して、
自分自身の問題を考える為のツールを、
身に着けさせていただいてるのかなと思いました。

おかげで私の視点の変え方が、
まだまだ不器用だということもわかりましたし。

面白かったです。
楽しいメルマガありがとうございました。

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はい、ご明察です。

やましたの意図を、よくよくご理解下さったと、
とてもとても嬉しくなりました。

さて、肝心なやました自身の回答は・・・

そうですね、「解答」ではなく、あくまでも「回答」、
いえ、「回答」ではなく、「感想」かもしれませんが。

やましたは、この質問メールを読んだ時、
こんなことを思いだしたのです。

かつて、あまりに要求ばかり、期待ばかりを、
突きつけてくる我が母に、ほとほと閉口していた時。

その母の有様を、長男であるひとり息子に、
愚痴をこぼしたことがあります。

その時、まだ高校生の彼は、一言。

「そんなこと言ったって、
お母さんは、お祖母ちゃんにそっくりだよ」

ええっ、なんと!

つまり、長男は、「この私が、あの母と同じだ」と、
一刀両断したのです。

とんでもない、この私が、あの我儘な母と一緒だなんて!

でも、彼は、俯瞰的な考察をしたのです。

その時、長男の言葉に、一瞬にして、我が身が見えた私。
もちろん、反発を覚えながらもですが^^;

さて、恥ずかしいことに、やましたの内輪話を披露してしまいました^^;

けれど、理解していただきたいのはこのこと。

義母の我儘な期待に苦しむ質問者のお嫁さん。
確かに、大変ですよね。
けれど同時に、お嫁さんも、義母に多大な期待を
寄せていることには変わりないですよね。

義母とお嫁さん、互いに、こうあってほしいと期待し、
それが受け入れられない義母は、不満をまき散らし、
それが受け入れられないお嫁さんは、密かに我慢を重ねている構図。

期待と、それに伴う不満と我慢・・・

質問者さんご自身も、自ら、こう書き記していましたよね。

「何より、義母に住み着く「鬼」から義母自身を解放したいと思うのです。
そう願うこと自体が相手への期待なのでしょうけれど・・・」

やましたが、質問の中に【答え】があると、
申し上げたのは、それゆえにです。

かつて、互いの期待を押しつけあう私と母の「姿」が、
まったく同じだと俯瞰した長男の言葉。
たしかに、実の母娘なので、目に見えるバトルです。

姑と嫁であれば、不満と我慢という目に見えない、
潜行したバトルになるのですね。

さてと、ここまでが、俯瞰した【現状分析編】

そして、これからさらに次の段階へ。

そう、価値観を「ジャッジすること」を手離していくこと。
そう、「自分軸」での思考と行動を開始していくこと。

どうでしょう。

長くなりそうですね、続きは、14日月曜にのメルマガに。

ありがとうございます。
あなたとのご縁にいっぱいの感謝を。

やましたひでこ

PS
今週発売の『婦人公論』の断捨離特集のテーマは母と娘。
特集インタビューで、やましたがある「告白」をしています。
発売を記念して、編集長、担当の小林さん、やましたの3人で
「母と娘」について対談したので、どうぞ聞いてください。
http://www.yamashitahideko.com/download/fujinkouron2_form/

What’s danshari ? ツꀀLet’s danshari ! ツꀀViva danshari ♪
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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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