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2020/11/13(金)
【小松易】一歩を踏み出すデッドライン
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
そろそろ年末が迫る足音
が聞こえてきます。
みなさんは、今年1年を
振り返ってみていかがでしたか?
今年の目標や抱負は達成できましたか?
「半分しか達成できなかった~!」
という方はまだ良いほうかもしれません。
コロナのバタバタもあって
「今年の目標…?何だったっけ?」
という方も多いのではないでしょうか(笑)
でも、この「忘れる」という行為、
実は脳にとって必要な機能なんだそうです。
もし過去に起こった出来事が、
ひとつ残らず全部脳に記憶されて
忘れられないとしたら、
かなりの負荷ですよね。
忘れることは、重要なものか
そうでないかを判断する、
脳のフィルターとしての役割を
果たしているともいえます。
でもときとして、人は
「忘れてはいけない」ものまで
忘れてしまいがちです。
それが片づけにおいては、
最大の強敵にもなります。
「人は忘れる生き物である。」
これはもう仕方のない事実。
講演会やセミナーに参加して
「よし!やるぞ」と決意しても、
多くの方は講演会場のドアを出たとたんに
「え~っと、今日の夕ご飯は何にしようか」
「そういえば明日は資源ごみの日だ!
帰ったら新聞紙を束ねておかなくっちゃ」
などとさまざまなことに気を取られ、
気づけば自分が決意したことを
すっかり忘れてしまうのです。
成功の秘訣は、
一歩目を当日中に始めること。
遅くとも3日(72時間)以内に。
その行動はとにかく小さく
刻んで、開始すること。
小さな一歩は財布の中を
「たった1分」の片づけでも良いんです。
その一歩がどれだけ小さくても、
「やり遂げた」という事実が
「忘れる」という名の敵を一旦
遠くへ追いやってくれるのです。
私には、15年前に講師としてデビューした際の
忘れられないエピソードがあります。
記念すべき最初の講師料はなんと
「マイナス4,000円」!
ある事情で、参加者と同じ参加費を
納めて会場に入りました。
それ以外にいただいたお金は
もちろんありません。
なかなか「華々しい」スタートですよね。
実は、「マイナス4,000円」のあの日から、
必ず意識して行っている「儀式」があります。
それは、
「片づけ行動宣言」です。
どれだけ多くの知識や
どれだけ深い気づきを得られたとしても
「行動」を起こさなければ、
話を聴いただけではもったいない。
そう私は考えています。
私が提唱する「かたづけ思考」
に必要な「3つの段階」は
1.片づけ(行動)
2.型づけ(習慣・仕組み)
3.方づけ(目的)
です。
基本の流れは、
「1.片づけ」から始まります。
やる気が出るから、
行動するのではなく、
行動するからやる気が出るのです。
ぜひまずは、動いてナンボ!
人生で成果を出したいという方は、
常にここを意識してみてくださいね。
今年の振り返り、そして来年に向けての準備
そろそろ始めていきましょう。
いつもあなたを応援しています!
小松易
★YouTube『かたづけ やっちゃんねる』
動いて、振返る。そしてまた動いてみる。
片づけは人生を振り返る機会なんです。
今回のおススメは、
コチラの動画です。
【動画】かたづけ士が語る!
片づけは人生を振り返る機会
ぜひご覧くださいね!
◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/
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◎編集後記
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なるほど!
一歩目に期限を設けるんですね。
確かに、新しいことをするには
勇気もいるし、エネルギーも必要。
だから、どうしても
後回しにしてしまうんですよね、、
でも、最初から期限を設けておけば
やらざるを得ない。
そして、やり始めてしまえば
案外すんなりできてしまうものなんですよね!
ぜひ、あなたも今日から
新たな一歩にデッドラインを
決めてみてくださいね^ ^
間中亜衣
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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