断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

共働き世帯が増えたことで、
ここ数年、空前の「つくりおき」
ブームがきています。

YouTubeでも「つくりおき」系の
料理動画は大人気のようですし、

「つくりおき.jp」という
プロがつくりおきおかずを宅配してくれる
サービスなども登場しているようです。

料理を大量につくりおきできるような方は
きっと料理が得意な方でしょう。

しかし、そんな方にほど、
気をつけていただきたいことがあります。

それは、冷蔵庫の中が食材で
ギッシリになっていませんか？
ということ。

今日は開業したての頃に出会った、
主婦のMさんの片づけ事例を
紹介させていただきます。

Mさんはある日の電話で
私にこう言いました。

「小松さん、冷蔵庫の中を見渡しても
　どれも必要で、どれも使えそうです。」

片づけが苦手で、料理が得意なMさんにとって、
多少の“いたみ”や賞味期限切れは「想定内」。

どんな食材でもうまく調理
できてしまうというのです。

だから捨てられない。

SOSを求めるMさんは
電話口で考え込んでいる。

「どうしましょう。。。」

「どうもこうも、
　冷蔵庫の中身くらい
　なんとか自分でやりなさい！」

という言葉が喉から出かかったのを
奥にぐっと押し込めて、
苦し紛れに出てきたセリフがこれです。

「じゃぁ、とりあえず冷蔵庫から、
　全部出してみましょうか！」

電話を切って、2時間後
Mさんからまた電話が掛かってきました。

恐る恐る電話に出ると、

なんだか妙に明るいMさんの声、

「小松さん、よくわからないけど
　冷蔵庫のモノ、ほとんど捨てられました！」

聞くとMさん「全部出したこと」で
かなりの食材がとても傷んでいることを
発見し処分を始めたら、勢いがついて
さらに表示が「賞味期限切れ」のモノも
捨てることができたのだとか。

それまで、「整理」とは
「要・不要に分けること」と、
頭では理解できていた私でしたが、
Mさんのお蔭で、その前段階である
「まずは、外に出す」がとても大切な
ステップだと、学ぶことができたのです。

さらに、以前テレビ取材で主婦の方に
個人指導する機会があった時に、
この「外に出す」をさらに進化させる
ことができました。

リビングの整理を始めた主婦Yさん。

小物が入った引き出しから
ゆっくりと1つ1つモノを出しながら、
考えている姿を見て、思わず一言、

「“考えずに”バーッと
　外に出してください！」

整理の4つのステップの
第一歩「外に出す」は見事

「“考えずに”外に出す」に
進化を遂げることができたのです。

こんな何気ないお客様とのやり取りが
ほんと楽しくて、やりがいを感じます。

実はお蔭様で9月1日に、
弊社スッキリ・ラボは15周年、
16年目を迎えることが出来ました。

15年間で小学生から経営者まで、
さまざまな人達とのやり取りから
大切なことを学んできました。

こんな素敵な仕事を続けられることに
感謝と誇りを感じています。

読者のみなさま、
このメルマガをいつも読んでいただき
ありがとうございます。

これからもどうぞよろしく
お願いいたします。

いつもあなたを応援しています！

小松易

★YouTube『かたづけ やっちゃんねる』
お蔭様でわずか2か月弱で
チャンネル登録数1,200を超えました。
ありがとうございます！

●今週おすすめの1本はコチラ！
「ついモノを出しっぱなしに
　してしまう意外な理由」

ぜひご覧くださいね。

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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一旦モノを全部出し、
全体像が見えたことで
気持ちに変化が起きたんですね！

もし今あなたが、
どうしてもモノの量を減らせないと
悩んでいるのなら、まずは、
これを試してみてくださいね^ ^

間中亜衣