断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

FROM 山際恵美子

おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。

私がファッションのプロの道に
足を踏み入れたのは、今から
30年以上も前のことです。

それを遡ること10数年前
1970年に誕生したのが日本初の
本格ファッション誌『anan』 でした。

かつてない判型の大型雑誌。
創刊号の表紙撮影は立木義浩
アートディレクター、堀内誠一。

ページから立ち上がるハイセンスな
世界に釘付けになったのを覚えています。

もちろん、当時は自分がこの出版社と
関わることになろうとは夢にも思わず。

1981年、フランス留学から帰った私は
何気なく開いていた『anan』の中に
『ELLE　JAPON』創刊スタッフ募集の
広告を見つけました。

『anan』のサブタイトルになっていた
ELLE　JAPONをいよいよ独立させて
新雑誌を立ち上げるというのです。

「フランス語に堪能な編集経験者」
というのが、応募の条件でした。

全く編集経験はありませんでしたが
ダメ元で応募してまさかの合格。

これが今日の私のスタートでした。

では、ファッションの基本は
どうやって習ったか？

これは全く記憶がありません。

それどころか恐らく普通の会社なら
やるであろう、編集の基本もまるで
教えてもらえませんでした。

最初の配属は『クロワッサン』でした。
編集経験のない私に、その基礎を
たたき込むためだったのだと思います。

会社には毎日10分くらいしか
居ないのに、いつの間にか
素晴らしいページを作っている人。

デスクに原稿のOKをもらい、
そのまま印刷所のポストに入れようと
する私に、「原稿はね、朱入れして
シテーしなきゃいけないんだよ」と
教えてくれた先輩。

ただただ、周りの先輩に助けられ
そのやり方を盗み、必死でついて行く日々。

一年後、いよいよ『ELLE　JAPON』に異動。

フランス版『ELLE』との提携で
毎号その素材を自由に使えたので
できたてホヤホヤのELLEを
隅から隅まで見ることができました。

編集部に集まる今をときめく
スタイリスト、デザイナー、カメラマンたち
生きた教科書がそこにありました。

パリ取材にもひとりで送り込まれ
そこで出会った、これまたおしゃれな
パリジェンヌたちにも刺激を受けました。

今考えると、こうして少しずつ
自分なりのおしゃれの軸が
できていったのだと思います。

そんな私の集大成ともいえる
おしゃれの基本に特化した
入門コースがスタートします。

オンラインでお届けする
濃密な3ヶ月コース。

誰も教えてくれない、でも一番
大切な基本のき。

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※募集開始は6月27日（土）から

山際恵美子

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ブログ:https://ameblo.jp/yamagiwa-emiko
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◎編集後記
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ファッション入門コースの
募集は6月27日（土）から始まります。

下記のページではご案内に先立って、
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間中亜衣