ホーム / 【山際恵美子】そぎ落として編むコーディネート
2020/03/01(日)
【山際恵美子】そぎ落として編むコーディネート
FROM 山際恵美子
おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。
いよいよ弥生3月。
3月は自分の生まれた月でもあり
このもやもやとした移ろう感じが
子どものころからなぜか好きです。
その3月が今年は思わぬ
スタートとなりました。
コロナウィルス対策で街も学校も
静まりかえるとは。
ともあれ、春は確実にやってきます。
3月に入ったら
どんなに寒くても、原則
もうオーバーコートや
厚手のダウンとはさよなら。
コットンのパリッとしたトレンチや
キリリとした顔のライダースで
重ね着を愉しむ季節。
そんな季節の変わり目は
洋服断捨離にとって絶好の
タイミングでもあります。
先日も大箱2個分の洋服を
断捨離しました。
毎シーズン、フルで活躍する洋服は
せいぜい10着もあればいい。
これはセミナーを通じて実際に
毎シーズン3パターンを作ってみて
しみじみ感じていることです。
そして、洋服のコーディネートは
「編集」の作業ととても似ている
ということに、最近気づきました。
雑誌の記事を書くときは
インタビューや下調べで得た情報を
取捨選択して、読者に伝えたい
部分だけを膨らませていきます。
文章の長さによって、どれだけの
柱があれば書けるか・・・
経験を積めば、インタビュー途中でも
キーワードを拾いながら
「この長さならこれくらいでいけるな」
と見当がつくようになります。
この編集におけるキーワードが
ファッションではキーアイテムになります。
毎回文字数が違う記事を書く
編集作業に比べれば
洋服の場合はワンシーズン
3ヶ月と長さの単位が決まっているので
その分明快です。
キーアイテムの10着がきまったら
それをどう組み合わせるか
「編集」していけばよいのですから。
洋服の編集=コーディネートを
していくと、自分のスタイルにあった
セレクトができていれば同じものでも、
組み合わせや使い方で、いろいろな
愉しみ方ができることに気がつきます。
不思議なことにたくさんあるときには
全く気づかなかったコーディネートが
減れば減るほど浮かんできます。
そぎ落として編む。
洋服の編集の醍醐味は
ここに尽きるといえそうです。
山際恵美子
PS
ブログやインスタで
コーデや美容情報を載せているので
そちらもぜひチェックしてくださいね!
ブログ:https://ameblo.jp/yamagiwa-emiko
インスタID:yamagiwa_emiko
セミナー情報をいち早く!
無料メルマガの登録はこちら
山際恵美子公式HP
http://yamagiwa-emiko.jp/
PPS
アマゾンランキング、
ファッション部門で1位を獲得しました!
書籍:
服を捨てたらおしゃれがこんなに「カンタン」に!
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/H6S6Ry5Y/314647/22622310
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日、山際さんオンラインサロンの
オープニング映像撮影をしました!
撮影の様子はこちらから
お天気にも恵まれ、
とーっても素敵なカットを
たくさん撮影することができましたよ♪
完成をお愉しみに…!
宮永笑子
この記事の執筆者について
山際恵美子
ファッションディレクター
一般社団法人ウーマンメディア協会理事
東北大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。帰国後『エル・ジャポン』創刊メンバーとして編集の道に入る。 ファッション雑誌「GINZA」元編集長。フランス語と英語を活かし、ミラノ&パリコレクションを10年以上最前線で取材。マークジェイコブスやシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの単独インタビューなど独自のアプローチで注目を集める。 雑誌「エル・ジャポン」「クロワッサン」「GINZA]を経て 、書籍編集に移り、「断捨離」担当編集はじめ、ファッション、美容、医療、料理、ライフスタイルなど幅広い書籍を出版。 2016年マガジンハウスを退社後、ファッションアドバイス、執筆・編集、講演などで活躍中。
●山際恵美子公式ブログ●
https://ameblo.jp/yamagiwa-emiko
●書籍●
執筆者一覧
最近の投稿