断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

11月28日、木曜日。
＜旧暦霜月二日＞

昨日の射手座新月を経て
旧暦も「霜月」となりました。
語源は「霜の降る頃」であるからですね。

マンションの暮らしの身としては、
朝日に照らされる霜のきらめきとは無縁。

陰暦十一月の異称でしか
霜を意識することはなくなりました。

さてさて、戸外よりも室内。

寒さがやってくるにしたがって
家で過ごす時間が増してきます。
ならば、その住まいがどんな状態なのかに、
より心を留めていきましょうか。

そうですね、スッキリよりも
暖かな雰囲気にしつらえたくなる。
つまり、住空間を
どんな氣で満たしていくかも、
季節によって変わっていくのが自然なこと。

けれど、そもそもが、
空間をどんな氣で満たしたいかなんて、
そんなことは考えてもいないもの。

片づけてスッキリさせたい！
そんな程度の期待しか
住空間に求めていないのが大抵。

けれど、そのごく基本的な
スッキリへの期待さえも実現することなく、
ゴチャゴチャとした空間に身をおいて
片づけをあきらめている人たちが
大勢いるのが現実。

だから、それ以上の住空間の果たす
役割については考えも及ばないのです。

つまり、人生のベースキャンプである
生活空間がとても残念な有様で、
それが一向に改善、解決に
向かわないのであるとしたら、
その先につづく人生の営みも
また心許ないばかり。

それは、例えていうならば、
家の基礎がシロアリに
蝕まれているにもかかわらず、
それに気づかずに住み続けているのと同じ。

人生の基礎は生活にあり、
その生活の基礎は、家、
つまり、住空間そのものあるのです。

だとしたら、よりよく
人生を送っていくためには、
より高く生活の質を上げていくためには、
住空間のグレードを上げていく行為は不可欠。

そう、不必要なモノを留め置き、
余計なモノを溜め込んで、
住空間を澱ませている場合ではありませんね。

そして、住空間のグレードとは、
なにも沢山のお金をかけて
インテリアに凝ることではありません。

健康で安全な空間かどうか。
安心で元気な空間かどうか。

あなたが
健康で安全に暮らしたい
と望むのであれば、
まさに住空間をそのように。

あなたが、
安心で元気に生きたいのであれば、
まさに住空間をそのように。

そして、なにより、
あなたが自由闊達な人生を
歩んでいくことを目指すのであれば、
余計なモノたちに縛られている場合ではないですね。

あなたの「人生の足かせ」となっているモノたち、
即ち、床に積み上げたまま放置しているモノたち。

あなたの「人生の重石」と
なっているモノたち、すなわち、
二階や天井裏収納に溜め込んだまま
放置しているモノたち。

あなたの「人生の障害」と
なっているモノたち、すなわち、
廊下や階段に置きっ放しのまま
放置しているモノたち。

それらを、放置グッズを
直ちに断捨離することですね。

そして、あなたの望む人生の
「氣」で空間を満たしていくのです。

そう、ゆとりある人生を
生きたいのであれば、
ゆとりの氣に満ちた空間に
しつらえていくのですね。

それでは、
今日のあなたもごきげんさまにて。

やましたひでこ

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◎編集後記
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週末にコトコト小豆を炊いていると
リビングの空間全体に良い香りが広がって
とっても幸せな気持ちになりました。

と同時に、やることを与えすぎて
気持ちに余裕が無かった自分も
ここにいる、とハッとしました。

ゆとりある自分づくりを
心がけたいですね。

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宮永笑子