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こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

いよいよ来年はオリンピックイヤー。

「2020」という数字も並びが美しく、
なんとなく新しい未来を
感じさせる雰囲気があり、
妙に気に入っています。

ただ、目先の新しさだけに
目をやるのではなく、
「古きよきもの」にも
ときにはアクセスして
うまくバランスをとりながら
2020年代を楽しく生きていきたい、
そんな風に考えています。

オリンピックの競技で
あなたはどんな種目を
楽しみにしていますか？

私はテニス、野球、そして、
やっぱり男子サッカーです。

男子サッカーは23歳以下の選手たちで
チームを組織することが定められています。

ただし、
「オーバーエイジ」と呼ばれる枠があり、
最大3名のみ24歳以上の
選手を加えることができます。

その「オーバーエイジ枠」で
五輪参加を公言している選手がいます。

今年33歳の本田圭佑選手です。

来年の東京五輪に向けて
あくなき挑戦を続ける彼の動きに
私は注目しています。

彼自身、一時は出場すら危ぶまれた
昨年のワールドカップにおいて
日本人初の3大会連続得点を決めて
大活躍しました。

有言実行の人。

期待を裏切らず、
プレッシャーにも負けることなく、
最後には必ず結果を出してきたその秘訣を
以前本田選手はこう言いました。

「準備が全てだと僕は思っているんで、
準備の段階で試合は始まっている」

片づけは、次の仕事への準備の一つ。

今やり終えたモノを片づければ、
スムーズに次へ移ることができます。

それは書類やデータといった
「目に見えるもの」にとどまらず、
思考という「目に見えないもの」
の準備にもなっていくのです。

さらに本田選手はこう言っています。

「勝負を決めるのは準備。
なかでも気持ちの準備以上のものはないと思う」

そうならば、モノを片づけることは、
思考のみならず、気持ちや感情まで
整えてくれるということになります。

すなわち、片づけは
仕事のパフォーマンスを上げるうえで
欠かせない準備の一つ。

それでもつい忙しさにかまけて
疎かになってしまうのが片づけ。

片づけ上手が意識している
ポイントを１つ紹介します。

じつは先ほど本田選手の
「準備の段階で試合が始まっている」
という言葉にヒントがあります。

すなわち、
「準備は試合そのものである」
という意識です。

準備を「片づけ」、試合を「仕事」
と言い換えれば、
「片づけは、仕事そのもの」
だという意識です。

片づけと仕事は別物では
ありません。

片づけ＝仕事
なのです。

仕事ができる人は
「タイミング」を取るのが上手い人。

端的に言えば、
基本「すぐに」行う人です。

片づけも同じです。

社内会議で資料が配られると
片づけ上手な人は受け取るや否や、
次の展開をイメージしながら
中身を素早くチェックします。

会議終了後、
その場で手早く分別してから席を立ちます。

その素早さがパフォーマンスアップの土台になるのです。

片づけはタイミングが命。

そう言っても過言ではありません。

有言実行の本田選手がオリンピック代表に
ぜひ選ばれて、若手選手と融合された
2020版の代表チームで金メダル！
楽しみにしています。

ぜひ今週は「タイミング」を意識して、
片づけに取り組んでみてください！

いつもあなたを応援しています！

小松易

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◎編集後記
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人に仕事を依頼するタイミング、
返信するタイミング、物事を始めるタイミング。

タイミングをおさえて、
上手にコントロールできたらいいですね。

まだまだ修行中ですが、仕事を小気味よく進める
格好いい大人な女性になりたいなと思います。

宮永笑子