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2019/11/14(木)

【やましたひでこ】断捨離とは、自分自身を取り戻していくこと。

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

11月14日、木曜日。
<旧暦神無月十八日>

大判の俳句歳時記「冬」を
パラパラとめくっていたら、
こんな句に出逢う。

年越や使わず捨てず火消壺
(草間時彦)

思わず笑ってしまいましたね、私。

「年越」を季語に詠んだ句ではあるけれど、
別に、年末の大掃除であろうとなかろうと、
日々「使わず捨てず」で
モノを溜め込んでいるのが私たちですよね。

俳句とは日常を切りとっていく文芸、
こんな断捨離俳句が
詠めるようになりたいものだと。

断捨離とは、自分自身を探訪すること。
断捨離とは、自分自身を取り戻していくこと。
断捨離とは、自分自身を生かしていくこと。

その行為を、日常の生活空間、
日常の生活時間の中で営んでいくのです。

だから、断捨離とは、日常の「片づけ」と
みなしてかまわないのだけれど、

その片づけは、時空間を整えながら
自分自身を整えていくこと。

そして、モノを納めていく整理収納と
大きくことなることはこれ。

断捨離とは、新陳代謝。

モノを綺麗におさめて、
はい、おしまい!ではないのですね。

「使わず捨てず」ではなく、
「使わずしまう」ではなく、
「使わなくなったら捨てる」

私たちは、この三つの空間と
ともに生活し生きている。

住まいという空間
身体という空間
心という空間

そして、それぞれの空間、
すなわち、空間を「容れ物」とすると、

「住まい」という容れ物には、
私たちの「モノ」が、

「身体」という容れ物には、
私たちの「命」が、

「心」という容れ物には、
私たちの「気持ち」が、

入っているのです。

空間には流れが必要。その流れが詰まると、
空間(容れ物)は、たちまち淀み
乱れてしまいますからね。

そう、住まいには余計なモノがあふれ、
そう、身体には老廃物がとどこおり、
そう、心には堪えている気持ちでいっぱいに。

空間には入り口と出口が必要。

出口がない空間(容れ物)は
けっして機能することはなのですから。

入れたら出す。
出したら入れる

その繰り返しをしてこそ、
空間はつねに機能する、
それが、新陳代謝。

入れるは足し算
出すは引き算

でも、どうでしょう、私たちは、
足し算(入れる)は得意だけれど、
引き算(出す・捨てる)は苦手。

断捨離とは、引き算。

引き算の視点
引き算の思考
引き算の行動

断捨離とは、
余計なモノを引き算しながら
自分自身を探訪すること。

断捨離とは、
余計なモノを引き算しながら
自分自身を取り戻していくこと。

断捨離とは、
余計なモノを引き算しながら
自分自身を生かしていくこと。

そう、どこまでも、なにもかも、
日常の生活空間で、日常の生活時間で、
取り組んでいけることなのですね。

断捨離とは、そう、
断捨離とは日常の、
引き算の解決法!

さあて、
今日のあなたも、ごきげんさまにて。

やましたひでこ

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◎編集後記
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宮永笑子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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