断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

８月19日、月曜日。
＜旧暦文月十九日＞

この八月も
あっという間に後半に。

大型の台風の襲来に
気を取られているうちに
夏を逃したような気持ち。

いえね、まだまだ、
暑さは続くことではあるけれど。

ところで、台風襲来と言うけれど、
台風は別にただ気圧の狭間を
突き進んでいるだけのよう。

つまり、私たちを襲うなんて
気持ちはさらさらなくて。

でも、たしかに甚大な被害を
もたらすことはしばしば。

だから、私たちは、
台風を「襲来」と呼び、
被災したならば、
台風禍の被害者と
なってしまうのですね。

自然には逆らえない。
自然には敵わない。
自然には太刀打ちできない。

それは仕方のないこと。

ところで、それにしても思うこと。

私たちは諸々様々の
被害者になってしまうもの。

私たちは容易に被害者に
成り果ててしまうもの。

けれど、それは、自然災害、
犯罪の被害者という意味ではなくて。

私たちは、自身の観念の被害者。
私たちは、自身の思考の被害者。
私たちは、自身の感情の被害者。

つまり、自作自演で。

だから、
自身の観念・思考・感情の
被害者であると同時に
加害者でもあるのです。

たとえば、
「せっかく」という
自分の観念の被害者。

たとえば、
「もったいない」という
自分の思考（価値観）の被害者。

たとえば、
「めんどくさい」という
自分の感情の被害者。

せっかく買ったのだから、
捨てるなんてもったいない、
第一、こんなにあると
捨てるのはとても面倒くさい…

と、自分の住空間を
モノ溢れの圧迫感のある住まいに
仕立て上げ、そこで、窮屈な
暮らしを強いられている被害者。

「イライラ」にまみれ、
「うつうつ」に沈んでいる被害者。

いやはや。

けれど、視点を変えれば、
このパラドクスからは、
すぐに解放されることは明らか。

なぜなら、
自分が加害者であるのだから、
自分が害を加えることを止めれば、
すぐさま、あなたは、その残念な
住空間の生活で被る被害から
逃れることができるはず。

けれど、この簡単なことを、
大方は気がついていない。

つまり、自分が加害者であることに
思いが及ばないのがたいてい。

加害者は、いつも他の誰か。

それは、片づけに
まったく無頓着な夫（あるいは妻）、
あるいは、散らかすだけの子供、
あるいは、モノを溜め込む老齢の親たち。

そうは思うことはあっても、
自分もこの空間の有様を作り上げた
加害者に列することはしないもの。

さあ、ただちに、
加害をやめて。

さあ、ただちに、
被害をくいとめようか。

もちろん、それは断捨離で！

「せっかく」も、
「もったいない」も、
「めんどくさい」も、

あなた自身の意識であり、
そのあなた自身の意識が、
あなた自身を結果的に、
残念な有様の空間に
閉じ込めているのだから。

それでは、今日のあなたも
ごきげんさまにて。

やましたひでこ

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◎編集後記
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あっという間にお盆休みが終わり、
今日からお仕事に向かう方も
多いのではないでしょうか。

なかなか通常モードに
戻れない気がしてしまいます…が、
少し先に目を向けると
2019年から2020年の年末年始も
９連休になるそうです！

今から休みの計画を立てたいです♪

宮永笑子

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