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2019/07/18(木)

【やましたひでこ】「~しっぱなし」の断捨離とは?

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

7月18日、木曜日。
<水無月十六日>

七十二候第三十三候
「鷹乃学習」
<たかすなわちがくしゅうす>

鷹の子が飛ぶ技を覚えて
巣立ちをしていく頃、
獲物を自分で捉えられる
ようになるために。

親鷹も子鷹も必死でしょうね、
これは命にかかわることだから。

そうか、私たちも、
親から、あるいは学校から、
沢山のことを教えられ、

そして、習い覚えてきたけれど。

それは、大抵は知識であったり、
スキルであったり、ノウハウであったり。

命そのものを守るために、
命を育むために、命を生かすために、

どれだけのことを
教えられてきたかを思うと、
それは心許ないばかりかもしれない。

そして、私たちも、知識、
スキル、ノウハウを最優先に
求めてきているのかもしれない。

断捨離は、言うまでなく、
知識ではなく知恵、知識でなく行動。

知識を行動にとって知恵へと
昇華させていく行動する哲学。
あなたの命の躍動を追求していく
ためのメソッドなのですね。

ところで、もしも、あなたが、
断捨離を「片づけ」と捉らえているならば。

それはそれで構わないとして、
どうぞ、これだけは心にとめておいて。

断捨離が憂い嫌うものは、
「放置」であるということ。

分かりやすい言葉に置き換えるならば、
それは「〜しっぱなし」ということ。

「散らかり」がいけないのではない。

なぜなら、生活していれば
散らかるのは当たり前なのだから。

けれど、「散らかりっぱなし」でいけない。

「突っ込む」のがいけないのではない。

なぜなら、時には突っ込んで
しまうこともあるのだから。

けれど、「突っ込みっぱなし」では残念。

「溜め込む」のがいけないのではない。

なぜなら、生きていくには
溜め込んで備えなくては
ならない場合があるのだから。

けれど、「溜め込みっぱなし」
ではもったいない。

だとしたら、こうも言える。

棚に「置く」。

これはたしかに
片づけ行為のひとつ。
けっしていけないことではない。

だけど、
「置きっぱなし」にしてはいけない。

引出しに「しまう」。

これもたしかに片づけ行為のひとつ。
とても大切なこと。

だけど、「しまいっぱなし」に
してしまうのはとても残念。

「片づける」ことは、
たしかにしなくてはならないこと。

だけど、「片づけっぱなし」
の状態に、なんの意味はない。

そうですね、断捨離が
捨てることを目的としていないように、

収納することが目的であるはずもなく、
収めて片づけることの意味、
その先を見据えなくてはならないですね。

なぜなら、放置、すなわち、
「〜しっぱなし」は、

そのモノの機能を発現させることなく、
そのモノの命の輝きを
保留させていることに他ならないのだから。

どうでしょう、そうは思いませんか。

それでは、ごきげんさまにて。

やましたひでこ

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◎編集後記
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今年の冬物衣類をクリーニングに出そう、
と思ったまま3ヵ月が過ぎていました…

このままではいけない!と
やっとお店に出しに行くことができて、
気持ちがとってもスッキリ!!

「思いっぱなし」から
脱することができました。
こんなことなら早くやればよかった…

宮永笑子

PS
自分のカラダは自分でケアする時代。
カラダの声に耳を傾け、
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※今日7月18日(木)23:59まで

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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