断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

7月11日、木曜日。
＜旧暦水無月九日＞

スッキリと晴れ渡る空が
待ち遠しいこの頃。

室内派の私といえども、
やはり、青く高い空と
真っ白に湧き立つ雲が
窓辺から眺められるのと
眺められないのでは、

大きく気分が違ってくる
というものです。

さてさて、あなたは
どのようにお過ごしでしょうか。

暑中お見舞いの前の
「梅雨お見舞い」を
申し上げます、ね。

ところで、
こんなふうに思いませんか。

身につける衣服も、
自分を取り巻く家の空気も、

さらに、私たちを
大きく包み込む大気も、

大きさや質量に圧倒的な
違いがあるにせよ、

結局は空間、すなわち、
容れ物であって、
それを身に纏っている
ことには変わりがないと。

衣服という容れ物が、
私たちを暑さ寒さから
身を守ってくれるように、

家という容れ物も、
私たちを雨や風から
身を守ってくれている。

さらに大気は、
時にとっても機嫌が悪くなる
こともあるけれど、

宇宙から降り注いでいる
様々な光線を防いでいてくれている。

そうですね、
大気の状態に対しては
為す術もないからこそ、

私たちはより堅牢な建物、
より安全な建物を
求めてきたことは確かですね。

ところが、肝心の室内は、
その安全と快適が
保たれているのか、
はなはだ疑問が残る、

いいえ、
大いに疑問が生じてくる
場面ばかりなのですね。

ならば、ここで視点を変えて、
あなたの住む空間を
改めて眺めてみましょうか。

もしも、家が、部屋が、
室内が「衣服」だとしたら？

つまり、私たちが衣服に求めること、
それと同じことを住空間に求めるのです。

では、質問開始。

あなたの衣服は清潔ですか？　
もちろん、イエスですよね、
ちゃんと洗濯を毎日していますから。

ならば、住まいという衣服は？

あら、あまり、掃除が
ゆき届いてないかもしれませんよね。

モノがあちらこちらに置いてあって
掃除がしにくくてしょうがないので。

あなたの衣服は
窮屈ではありませんか。

もちろん、ノーですよね、
袖ぐりもウエスト周りも
適度なゆとりをもたせてありますから。

ならば、住まいという衣服は？

あら、あまり、ゆとりがあるとは
いえないかもしれませんね。

モノが突っ込まれた収納家具が
たくさん置いてありますから。

あなたの衣服は気分上がる服ですか？
もちろん、イエスですよね。
それなりに流行を取り入れて
新しい服を選んでいますから。

ならば、住まいという衣服は？

あら、あまり、気分が冴えなく
なっているかもしれませんよね。

だって、使わなくなったモノたちが
ずっと置きっぱなしになっていますから。

清潔で、
心地よくフィットして、
気分よく着ることができる服。

清潔で、
居心地がよく、
気分よく過ごせる住まい。

衣服も、住まいも、まったく同じ、
メンテナンスと入れ替えと気分が大切。

どうか、この視点で、住まいの有様を
よくよく点検して下さいますように。

この鬱陶しい
梅雨の時期であればなおのこと。

それでは、今日のあなたも
ごきげんさまにて。

やましたひでこ

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

「人間は考える管である」

最近読んだ「動的平衡」という生命の本で
ビックリして頭に残ったフレーズが
よみがえりました。

住まいも衣服も、きっと人間も、
出入り口をもつ同じ空間なんですね！
新鮮で面白いです。

帰ったら、やましたさんの言葉通り
お家を点検してみます！

宮永笑子

PS
知っていますか？
家事が楽な人とそうでない人の違いは、
家族と”あるミーティング”を
しているかしていないかの差だったんです。
　 ↓
詳しくはこちら
※明日7月12日(金)23:59まで
　

What’s danshari ?　 Let’s danshari !　 Viva danshari ♪