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2019/03/05(火)
【千場ひろこ】美を生きる人たち
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 千場ひろこ
FROM 千場ひろこ
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。
最近は、facebookを日記がわりに
マメに更新しているけれど。
ちょうど1年前に、熱心に取り組んでいたのは、
日記を書くことで。
久しぶりに読み返していました。
約1年前の私は、
若い頃に習っていた
生け花の教室に通うことを
再開させようという時で。
ちょうどその日の項に、
喜びとともにこう記してありました。
「花を生活に取り入れるというのは、
意外と気合の要ることだ。
だって、自分の生き方、生活すべてを
美しいものにする必要がある」
と。
一見大げさなようですが…
確かにその時、そう思ったし、
今もそう思っている。
―――
かつての私は、かなり欠席の多い
いい加減な生徒だったのですが。
それでも8年ほど教室に通っていたので、
自分の習い事遍歴の中では最も長く続いたほうで。
当時の先生は、とある流派の師範でしたが、
その教室では、流派を離れ、あえて型を教えず、
花をたのしみ、遊ぶ感覚で教えてくれました。
今思えば「美」に関して、
あるいはあらゆる「表現」に関して、
とても本質的なことを教わったように思います。
(身についたかどうかはさておき笑)
そんな感覚で教えてくださる
いい先生に出会うべく、随分行脚しました。
門前まで行って、そのまま踵を返したり
一度は体験したものの次が続かなかったりと
慎重すぎて? 通うに至らず…
でも、ようやく「この方だ!」という出会いが
昨年、あったのですね。
―――
花は花というだけで美しい。
その花の一つ一つの美しさをより際立たせて、
花器とともにアンサンブルのように、
調和をもって仕立てたのが生け花だとして。
その生け花が置かれる空間、家に
ゴミとガラクタがひしめいていて良いわけがない。
もっというと、そこに佇む先生の姿、
その生ける姿勢すら美しいのであって。
否が応でも、視点は高くなっていく。
と同時に、生ける先生の
指先すら美しい、という。
これは、今の先生にも、以前の先生にも
つくづく感じることで。
「美」を生きる人たちというのは、
並大抵のことではないなと。
ただ、私は別に
お花の先生になりたいわけでもなく、
生け花を「道」として
極めたいというわけでもないのですが。
やっぱり、花を生けることが
おもしろくてしょうがないんですね。
そして花のある生活を、
どう自分らしい生活に馴染ませていけるか
そこに一番の関心があります。
侘び寂びや豪華絢爛さでもなく、
あえて醤油差しに生ける、
みたいなほっこりした世界観でもなく。
ペーパークロスとアルミサッシの
ごくありふれた日本の住宅で
美は成立するのだろうか。
子供がまだ小さいこともあり、
住まいはまだ、
なんだかんだと「子供軸」な感じの
生活感満載なのですがね!
日々の断捨離とともに、実験は続いていきます。
【先週ダンシャッたモノ】
ちょっと魔窟化していた引き出し1個を
すっきりさせました
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◎編集後記
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クローゼットにあった
今季着ていない冬服を処分しました。
特に長袖Tシャツや
スウェットを中心に^^
いつもなら、部屋着にしようかな、、と
取っておくんですが、、、
ここは、どうせ着ないんだから、と
きっぱりと捨てました♪
吉川広典
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What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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千場ひろこ
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