断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

私が人前で話し始めたのは
いまから12年前。

当時「講師として大切なこと」を
すべて教えてくれた先生がいます。

元吉本興業の女マネージャー、
現在は講演家、「人材活性プロデューサー」
として活躍する大谷由里子さんです。

その大谷さんがある講演会で
どうしたらコミュニケーションが
上手くいくのかという話をしていました。

それは「共通点を見つけて膨らます」こと。

「隣の人とペアになってください」
と大谷さんの掛け声。

ある日の講演会は参加者全員が
「アイスブレーク」として
体感することになりました。

「1分間でお互いの“共通点”見つけてください。
一番数多く挙げたペアが優勝です！」

意外と見つからないのは「頭が固い」人。
私はその一人でした。

年を取るとその傾向が高まるそうです（笑）。

「小学生は１分間に何十個も
“共通点”を見つけられます」
と大谷さん。

たとえば、「人間」から始まって、
「右手の指、5本ある」、
「頭が1つ」、「目が２つ」。。。（笑）

恋愛の最初もお互いの「共通点探し」
から始まります。

「僕、群馬県出身」

「私、神奈川」

「同じ関東出身だね！」（笑）

反対に、恋が終わるときには
お互いの「違い」を探し出そうとします。

つまり、相手に対して自分と違う、
気に入らないところが
ドンドン目につくわけです。

モノの「かたづけ」には、
「分別」と「分類」という
２つの「分ける手法」があります。

「違い」を見つけて、
一方を捨てるのが「分別」。

対して、
「同じ」を見つけて、
括（くく）っていくのが「分類」。

整理と整頓でいうと、
分別は、整理で使われ、
分類は、整頓で使われます。

昨今、どちらかというと
「整理」「捨てる」「減らす」に
スポットライトが当たりがちですが、
整理は、整頓のためにあるとも言えます。

整理でモノを手放し、
数が減れば減るほど、
整頓がしやすくなるからです。

さきほど「群馬県」と「神奈川県」
を「関東」表現としたように、
分類で問われるのは「括り力」。

括り力の本質を考えると、
それは「ネーミング力」とも言えます。

いかにして複数ある項目の
共通項を表現できるか？

分類のステージで得られるのは、
人と打ち解けるコミュニケーション力
にもつながる大切な力なのです。

ぜひ今週は分類、そして「括り力」を
意識して片づけを進めてみてください。

いつもあなたを応援しています！

小松易

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◎編集後記
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初対面でお隣の人と
共通点見つけるの難しいです。

うーんと唸るだけで、結局わからず…
ということもザラです。

僕の頭はきっと
カチンコチンなんですね。

いや、むしろ、
初対面というプレッシャーに
弱いんですよね。

いわゆる、豆腐メンタルってやつですw

吉川広典

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