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2018/04/26(木)

【やましたひでこ】シアトルで見つけた4枚のお皿たち

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

4月26日、木曜日。
<旧暦弥生十一日>

モノの運命を思う。

古いお皿を4枚買い求める。

43rd ANNUAL
Seattle Cherry Blossom &
Japanese Cultural Festival

この中の一つのブース、
日本の品物を販売するコーナーにて。

どれも、使い古されたものものばかり。
私が買ったお皿も汚れ煤けたような有様で、
裏には「九谷加藤造」とある。

聞けば、戦前の日本からの移民、
日系1世が持ち込んだものらしく
バザー品としての提供。

はるか昔、どんな思いで移民一世は、
この九谷のお皿と共に、
シアトルへと船で渡って来たのだろう。

僅か7ドルで売られていた赤いお皿4枚。
日本円すると1枚あたり200円にも満たない額。

九谷焼が地元の私は、たちまち、
その朱の地色と金箔の龍の文様に惚れ込んで
買い求めたのだけど、頭の中では、
もしも、この品が日本の骨董市であったなら、
おそらく、桁が一つ違うどころでは
済まないだろうと計算してしたことを
白状しなくてはなりません。
だって、ビンテージですものね。

「もしかして、1枚一万円?」なんて、
いじましい計算をしながら、
掘り出し物に出会えた嬉しさでいっぱい。

(どんな九谷のお皿なのかは、ブログにアップしますね)
https://ameblo.jp/danshariblog/entry-12371043432.html

さて、お皿にこびりついていた汚れを見れば、
どれだけ長い間使われることなく
仕舞い込まれていたかがわかる。

しかも、その仕舞い方だって
大切であったとは言えない。

たぶん、物置の奥にずっと堆積していたはず。
これら九谷の器たちは、その後、受け継いだ人たちの
ライフスタイルには合わなかったに違いなく、
まさに死蔵品と化していたのですね。

それが、今度は、私とともに日本に帰ることに。
太平洋を9時間半のフライトでひとっ飛び、
割れることもなく無事東京の根城マンションに到着。

丁寧に汚れを落としてピカピカに磨きこんで
私のおもてなしアイテムに。

そう、まるで
息を吹き返したかのような九谷のお皿たちは、
その購入ストーリーとともに、
私の自慢の逸品となったのです。

モノとの関係は、なんとも面白い。

モノを「生かす」のも、「死なせてしまう」のも、
自分次第、私たち次第なのですね。

だからこそ、思うのです。
私たちは、一度にそんなに沢山のモノたちを
生かせることはできず、また、
たとえ今、生かせていたとしても、
ずっと生かせ続けることはできないと。

この私が出会った九谷のお皿も同じこと。
今回、たまたま、生き返えらせてあげられたけれど、
これから、どこまで生かしてあげられるかはわかりません。

モノとの関係は、虚しい。

けれど、虚しいからこそ、
今、存分に使い込み、関係が終われば
なんらかの方法で始末をつける。

そう、自分の手で、きちんと
「成仏」させてあげようと思うのです。

お分かりですよね、断捨離には、
「死蔵品」というカテゴリーはないのです。

さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノを断捨離して、
モノをより生かしてあげて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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永田良一
やましたひでこ
おのころ心平

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◎編集後記
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骨董品やプレミアがついたモノって
手に取る人によってはお宝となりますが
人によってはガラクタにもなりますね。

コレクションなんかも同じことが言えますね。

僕も実際、同じブランドの
似たようなスニーカーを12足も持っています(笑)

興味ない人にとっては
「なんで、同じ靴を何足も持っているの?」
と思われるでしょうね^^;

僕のとっては生かしたい宝物なんですよね♪
ということで、生かすも殺すも自分次第ですね。

吉川広典

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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