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2017/02/14(火)
【千場ひろこ】お気に入りでもダンシャる心理
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
FROM 千場ひろこ
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。
今月号の断捨離塾、
テーマは「冬服の断捨離」。
まだ寒いのに冬服を
ダンシャるんですか?」
とお思いの方も
少なくないかもしれません。
毎回、断捨離塾の収録を通して、
間近で先生からの断捨離指南を
受けてさせてもらっていますが。
今回は特に、
実践へと掻き立てられましたね。
結果、この前の土曜日、
以下の洋服を手放しました。
・全身紅葉柄のリバティプリントの
コート
(柄に惚れて買ったが、
ほぼ一度も外に着て行っていない)
・カシミアのカーディガン
(昔よく着たけど、最近はご無沙汰)
・シルクの黒ワンピース
(上に同じ)
・シルクの黒スカート
(ほぼ未着用。デザインが好きで。。。)
・バッグ4点
(全てお気に入りでしたが結局5年以上ご無沙汰
↑ライフスタイルが変わったため)
・プレスセールで買った一点物のジャケット
(微妙にサイズが合ってないけど、
デザインがカッコよかったのと、
元値がビックリ価格なので
“記念”に持ち続けて早15年!)
・クラシックな黒ワンピース
(友人の結婚パーティに着て行ったら、まさに
このワンピースのパターンを起こした
デザイナーさんと遭遇して盛り上がった
思い出があったため取っておいたもの)
・ベージュのワンピース
(通販で買って、気に入っていたけど、
クセのあるデザインゆえ結果的にあまり着なかった)
以上は、たまにお世話になっている
リサイクルショップへ。
売値はもう、笑い泣きするほど
二束三文でしたわ、はい。
じゃあ、売らなきゃいいのでは?
という話もあるかと思いますが。
不思議なもので、
その、幾らかのお金欲しさ以上に、
“捨てる後ろめたさ”があるんですよね。
もうすでに着てなかったし、
もう着ないけど。
上記コメントにもあるように、
まだ、結構“気に入っている”。
だから、捨てるというのは
どうも気がひける。
そうなると、一番良いのは、
譲り受けてくださる方に
“もらってもらう”
なんだろうけど。
これまた、自己肯定感の低さゆえか
気がひける。
(「私なんかの服・・・」ってやつか)
まだそこそこ気に入っているなら
取っておけばいい、
という話もあるのだけど。
なんとなく、過去に
しがみついている感じがして。
「それは一番イヤだなあ」
という思いがあり、
リサイクルショップ行きと
相成りました。
その他、セーターとワンピース2点は、
よく見たらほつれや劣化があったので、
畳んでから袋に包んで手放しました。
ーーーーー
以上まとめて、体積にして
ゴミ袋30リットル分程度ではありますが。
自分としては結構思い切った
断捨離敢行で。
長年、間近でやました先生から
学ばせていただき、
溜め込み屋体質の自分なりに、
断捨離は実践してきていましたが。
それでも残していた、
着ていない、
でも思い出が染みついた洋服たち。
要するに、、、
今回手を下したのは、すべて
「捨てにくい洋服」
だったのです。
(コートやセーターなど、
冬服の多くもまた、
分厚く、高価で捨てにくい洋服の
代表格ですよね)
今回の千場の断捨離は、
モノの体積にして30リットルほどですが、
気持ちに体積があるとするなら、
アドバルーンくらいは
大きかったかな。
スッキリ感と同時に、
「なんか嘘みたい~」
というふわふわした感じがありました。
だって10年選手がざらでしたから。
普段意識にのぼっていないながらも、
長年、自分という存在の一部だった
ようなものですからね。
それを手放せて、
どこか自信がついた感じもある。
洋服以外でも、
こうした機能していない
自分の過去が投影されたモノを、
少しずつ手放していく
突破口になりそうです。
皆さんも、ぜひ、
音声講座聴いて、
“断捨離やる気ネジ”を
巻き直してくださいね!
【先週ダンシャッたモノ】
下着をゴソッと
(これについてはまた来週詳しく)
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◎編集後記
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「冬服の断捨離」を聞いて、
あらためてクローゼットを覗いて
みたら、
「捨てづらくてとってある服」
がありませんでした。
これっていいのか悪いのか。。。
心がウキウキするような服選び、
この春の目標になりそうです。
–青野慶子
PS
やましたひでこ断捨離塾は
こちらから。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/8PzEawdw/245084/19105134
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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