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2016/12/27(火)
【千場ひろこ】“がんばり”の一線
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 千場ひろこ
FROM 千場ひろこ
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。
今週、ネットニュースで
イチローが少年野球の子供達に
話したスピーチが出ていましたね。
●イチロー 野球少年に金言
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6225097
「人との比較でなくて。
自分の中でちょっとだけがんばってみる」
というもの。
よく聞く言葉といえば
そうなのだけど。
それを実践してきている人が言うと
重みが増し、聞き流せない言葉となるのは
不思議なものだなあと思います。
イチロー選手のこの言葉に、
以前、テレビで見た、
料理研究家の大家の方の
発言を思い出しました。
「“いまはがんばり時だな”というときは、
ふっと気持ちを上げてみるのよ」
というもの。
90歳を過ぎた今もなお、
精力的に本を出されている
その方のあり様は。
イチロー選手の
「自分の中でちょっとだけがんばってきた」
と重なるものがあります。
「そうか、お二人とも、
そうやって“ちょっとだけがんばる”
を続けてきておられるんだ…」
と同時に、
「うんうん、
なんかすっごいわかるわ~」
と至極納得した千場。
「をいをい、千場さんよ。
お二人の境地とは程遠いあなたが
“わかるわ~”ってどういうことよ!?」
と思ったそこのアナタ!
いや、わかるんです!
だって私、常に
その逆をしてきているから!(笑)
「人と比較することはしょっちゅうだし、
自分の中でちょっとでも“ラク”な方を選んでいる」
し、
「“いまはがんばりどきだな”というときも、
気持ちを奮い立たせることができない」
から。
朝起きる時でさえ、
温かい布団から抜け出せず、
あと五分、あと十分。終いには、
「あ、長い針が6を刺すまで…」
とズルズルしてしまう。
いや、朝起きる時ならまだしも、
本当のがんばり時に、
それができないまま、
「まいっか~」
で済まし、あっという間に
過去のものとしてしまう。。。
だから千場が「わかるわ~」と言ったのは、
「そのがんばりどきの分かれ道がわかる」
ということなんです。
しかし。
わかっているからって
それでええのか?
ええのか?
ね?
ーーー
余談というか、
話は脇道に逸れますが。
今年も、断捨離祭りに司会として
参加したわけですが。
千場はやました先生をはじめとする
講師の先生たちと同じ控え室でして。
出番まで、そして戻ってこられてから、
ずっと見ていました。
先生方の楽屋での様子がどんなものか。
想像したことがありますか?
みなさん口々に、
「あー緊張する緊張する、、、」
とソワソワして、
深呼吸して気持ちを落ち着けようとしたり、
「よし、がんばるぞ!」
と自分を奮い立たせているのです。
壇上に立って、堂々と
話されている姿からは、
想像もつかないのではないでしょうか?
第一線で活躍される方々は、皆、
そうして自分の中の「がんばり時」を
毎度乗り越えて、あの姿がある。
そんな晴れやかな場でなくとも、
日常でそれを真似していけたら…。
「よし、茶碗洗うぞ」
「よし、洗濯たたむぞ」
「よし、断捨離するぞ」
来年と言わず、
いまからそうありたいものですね。
【先週ダンシャッたモノ】
箸を5セットほど
(傷んできた)
PS
おのころ心平も実践。
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◎編集後記
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「今ががんばり時!」って大抵、
いつもよりちょっとしいんどい時。
(な気がします)
そんなときの「もうひと頑張り!」は
そのサジ加減ひとつで、
自分を奮い立たせることも、
自分を追い詰めることにもなる。。。
がんばり方にもいろいろあることを
この1年で学びました!
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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千場ひろこ
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