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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・11・21  No.1513

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◆今日の断捨離「しょうもないモノを買え！」
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FROM　安永周平

こんなやり取りがあります。

父「お年玉、しょうもないモノ買えよ！」

娘「えっ？」

娘「それ、親として間違ってない？
ここは『大事に使え』じゃないの？」

父「いや、人の価値観はみんな別々だ。
お前、俺のエアガンどう思う？」

娘「しょうもないモノ」

父「やろ？でも俺は夢中で買うんだ。
じゃあ、ママの香水は？」

娘「くさい水」

父「やろ？」

父「子どもたちがなんか買ってきたら、
よく親は『しょうもないモノ買うな！』
って、ついつい親は言うんだ。」

父「でもそれは違う。
『お前たちにとって』は
大切なモノのはずだ。」

父「だからきっと、お前たちは
俺から見たらしょうもない
モノを買うはずだ。」

父「でもそれが正しいお金の使い方
だから『しょうもないモノ買え』
って俺は言ってるんだ。」

この後、娘はお金を使う時に
ちょっと真剣になりました。
お年玉をなかなか使わなかった。

それは『しょうもないモノ』が
見つからなかったからでしょう。

しょうもないモノを探すため、
自分にとって大切なモノを探すため、
自分で色々考えることって…

なんだか、子どもにとって
とても大切な気がしませんか？

＊　＊　＊

実はこれ、以前TVで島田紳助氏が
語っていたエピソードなんです。

何かと物議を醸す人で
もうTVに映ることもありませんが、
この話は「なるほどなぁー」と、
思わず唸ってしまいました。

他の人から見たらしょうもないけど、
自分にとっては大切なモノ…

ありますよね。
あって当然なわけです。

同じ１つのモノであっても、
「そのモノと自分の関係」と
「そのモノと子どもの関係」は
違っていて当たり前のはずです。
それに時間が経つとまた変わります。

子どもの創造力を養うために
「積み木」が大切なモノであっても、
大人の私たちが創造力を養うには、
もっと別の方法があるかもしれない。

このメルマガを読んでいるあなたは、
「モノと自分との関係性」について
いつもよく考えているでしょうから…

きっと僕と同じように、
このエピソードにすごく、
共感したのではないでしょうか？
（※僕はまだ子どもいませんが…苦笑）

だから、もし断捨離をしていて
家族のモノが気になってしまったら、
ぜひ、今のエピソードを思い返して
少し考えてみてはどうでしょうか？

あなたにとってはしょうもないモノが
子どもにとっては大切なモノである…
そんなことも当然あるわけですから。

＊　＊　＊

しかし、紳助氏…なんというか、
『子どもの心理』を本当によく
理解してるなぁーと思いますね。

『常識を否定すると、
子どもは人の話を聴く。』

確かに「お年玉は大事に使え！」
なんて言葉はありがちですから、
右から左へ聞き流すだけで
終わってしまいそうです。

すると、子どもは自分の頭で
よく考える機会を持つことなく、
親が喜ぶモノや、自分にとっても
しょうもないモノを買ってしまったり。

自分の頭で考えるための大切な
機会を逃してしまうことにもなる。

自分にとって大切な子どもに
力強く成長してもらいたいのなら、
こういった機会を奪わないように
することが大切なように思います。

そのためには、子ども…というより
人間の心理について学んでおくと、
子育てもうまくいきそうですね。

「勉強しなさい」

と押し付けると、子どもは
嫌がって勉強しなくなる…とか。

やってしまっている方も
多いかもしれませんけど(汗)。

誰だって「親は初めて」です。
だからこそ間違いも多いでしょう。

でも、自分が何を知っているか、
何を学ぶか…で、その間違いを
減らすこともできますし、
子どもの未来を明るくして
あげることもできると思います。

PS
子どもがいると、喜びも増える分、
不安や悩みも増えていきますよね。

2人目を授かり、
マイホームを買った彼女も
思わぬ不安に教われたそうです…
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/2UTWjHJC/211022/16092004

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メデイア情報
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BSジャパン（テレビ東京系BSデジタル7ch）
「輝き人　ー何歳からでも楽しめる人生ー」
http://www.bs-j.co.jp/kagayaki/

前編：11月21日（土）18:00
後編：11月28日（土）18:00