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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・6・30　No.1370

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◆今日の断捨離 「邪気を感じるセンス」

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みなさん、
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、
千場は、会員制の「断捨離塾」で
毎月配信されている音声コンテンツの
やました先生の聴き手をしています。

月に一度、東京のスタジオで
収録しているのですが、
収録の前後のおしゃべりもまた、
楽しみの一つでして。

先日などは、やました先生、
思いがけないことをおっしゃる。

「最近特に、
洋服をすぐ買い替えたくなるの。
これはいったい
どういうわけなのかと思って…」

食べ物に限らず、洋服やモノにさえ
“旬”がある、とは
断捨離の基本的な考え方。

なので、やました先生が、
洋服関係をワンシーズンごとに
買い替えている、というのは
比較的知られた話。

でも、どうやら最近は、
ワンシーズンも保たなく
なっているようで！？

「それで、気の専門家の
先生に尋ねてみたら、
ひと言、こんな答えが
かえってきたのよ。

やましたさん、
ちょっと大げさに言うけどね、
洋服とは、言うなれば、
邪気を吸う“ナプキン”
みたいなものだ、

って…。私、それ聞いて、
いたく納得したの。
やっぱりなーって」

ほほー
これは、ちょっと確かに
ショッキングな例えですけどね。

要するに、気の観点で見れば、
洋服は単に装うためのものでは
ないのだと。

カラダから出る邪気とか
外側にある邪気とかを
吸着したりブロックする
働きをする、
ということなのでしょう。

やました先生、
なんらかの変化により、
最近、いままで以上に
その邪気に対して
敏感になられたのかも
しれませんね。

なんて、邪気邪気言うと、
この字面のインパクトが
ありすぎて、
ちょっと大げさな感じ。

「ノイズ」くらいのほうが
その感覚に近いかもしれません。

―――

かくいう私は…
一度気に入った服は
10年くらい着ちゃうなんてことが
ザラにあるタチで＾＾

ただ、そんな私でも、
洋服が邪気を吸う感覚、
わからなくもない。

洗濯すれば
9割がたリセットされる
感じがするのですが、
残り1割くらいで何かしらの
“ノイズ”が残るというか。

そりゃあ、自分が着た服なので
その“ノイズ”は馴染みのものだから
割と平気なわけですが。

例えば、古着屋さんに行けば、
他人が醸し出した“ノイズ”を
否が応でも感じますよね。

売り物だし、
洗濯してあって、
きれいなはずなのに。

新品にはない、何か。

布のくたびれ感？
洗濯洗剤の匂い？
はたまた、わずかに残る、
着ていた人のカラダの匂い？

それだけでは
説明がつかない、何か。

あるいは、
そうした物理的要因に
対してこちらが無意識下で
感じる心のひっかかり。

断捨離は、関係性に
焦点を合わせますから、
ちょっとでもひっかかりを
感じるならば、
それ即ち、ノイズ＝邪気
とも言えるでしょうか。

大概、自分とか家族が出した
ノイズって無意識で
大目に見るものですが、
やました先生、
自分の出したノイズにも
敏感なのかもしれませんね。

あるいは、常に前進しているから
ちょっと前のノイズでさえ
いまの自分に馴染まないのかも！？

なんせ、目に見えないこと。
真相はわかりませんが。

でも、こうやって
感じる違和感に
心を研ぎすませてみると…

自分で自分を納得させられる
何かしらの仮説を
見つけられたりしますよね。

そういうことも、
断捨離の面白みのひとつかなあ、
と千場は思います。

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◎編集後記
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洋服は、邪気を吸っている…
面白い話ですね。

邪気を吸ってくれる洋服に
感謝しないといけないですね。

ー渡辺万里子

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