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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・11・06　No.1134

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◆今日の断捨離 「食べ物と水、以上に大切なもの？」

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

霜月十一月六日、木曜日。

 

明日は二十四節気「立冬」、冬が立つ日。

 

立春が持つ言葉の響きに比べれば、
立冬とは心が浮きたつのではなく
心が引き締まるよう。

 

それでも、
どうやってこの冬を愉しもうか。

 

そうだ、今年の冬は新しい軽やかな
コートで装ってみようか。
去年のコートは今の私にどうにも
馴染まなくなってしまったから。

 

そんなふうに感じるのはきっと、
昨冬の私と今冬の私の有り様が
大きく違っているからでしょうね。

 

さあ、いよいよ今年も冬の到来です。

 

◇◇◇◇◇

 

健康と安全、そして、開かれた空間。

 

それが断捨離の目指すもの。

 

過日、私の地元の社会福祉協議会の
会員さんに向けてお話する機会を得た。
主要なメンバーは民生委員、
町内会長、婦人会の役員さんたち。

 

いわば、自分たちの住み暮らす地域の
人々の健康と安全を見守り、
住民たちの円滑なコミュニケーションを
はかるお役目を担っている人たち。

 

そんな方々に私は問いかける。

 

私たちの身体の健康と安全に
一番必要なものは何ですか？

 

そして、返ってくる言葉はこれ。

 

「食べ物」と「水」。

 

そうですね、確かに、食と水、
この二つの健康と安全は重要で大切。

 

けれど、それ以上に重要で、
それ以前に大切にしなければならないのは、
「空気」のはずですね。

 

ところが、私たちはそれを忘れる。
どういう訳か、私たちはそれをなおざりにする。

 

あまりに当たり前すぎるのか、
空気は無料の代物だからなのか。

 

ご多分にもれず、私の地元、
北陸の地方都市は少子高齢化の現実に
直面している。
町内の独居の高齢者の割合はとても高い。

 

そして、そのほとんどの高齢者たちが
家に半端なくモノを溜め込んで暮らしている。

 

その家の様子は、
モノに占拠され、モノに塞がれた、

 

閉鎖空間
閉塞空間
窒息空間

 

そんなふうに形容したくもなるのです、
程度の差によって。

 

こんな住空間で、
埃とともにカビ・ダニを吸い込み、
モノの間に身を潜めるように
暮らしている一人暮らしの高齢者たち。

 

そして、
空間が閉鎖し閉塞しているからこそ、
そこに暮らす高齢者の心も閉鎖閉塞
されているに違いないのです。

 

そうですよね、誰だって、
閉鎖閉塞空間で清々しく気持ちで
居られるはずもなく、
誰も受け入れたくはなくなり、
誰もそこに入って行きたいとも思わない。

 

そうして、独り暮らしの高齢者たちの
孤立化に拍車がかかる。

 

この現実に、
もっともっと皆が目を向けていかなくては！

 

そう思う。

 

なぜなら、私たちの生きる基本は、
身体的には深い呼吸であり、
社会的には他者との豊かな交流にあるのだから。

 

自分自身の健康と安全を確保し、
他者と適切なコミュケ―ションを持つこと。

 

地域の住民の健康と安全を守り、
円滑なコミュニケーションをはかること。

 

断捨離はそれに大いに機能するはず。

 

そうですね、断捨離とは、なにより、
まず自分から始める呼吸空間づくり、
開放空間づくりなのだから。

 

有難うございます。
あなたとの出逢いにいっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

 

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◎編集後記
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大好評の断捨離祭り2014の
2次募集が開始しました。

 

残席が13名となっておりますので、
お早めにお申込ください！
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/svidZAM4/182054/10199574

 

渡辺万里子

 

What’s danshari ?　 Let’s danshari !　 Viva danshari ♪