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2014/06/16(月)
【やましたひでこ】残念な観葉植物
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・6・16 No.991
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◆今日の断捨離 「残念な観葉植物」
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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
水無月六月十六日、月曜日。
今月も折り返して後半へ。
私はといえば、10日間の旅烏が、
また東京の仕事の巣に戻った月曜の朝。
この10日間、前半はセミナーと講演会、
後半は、取材活動と一応称すべきか、
それとも休暇旅行だと
あっさりと認めるべきか、
判然としない日々を過ごす。
その間、都市部と離島、
シティホテルとリゾートホテル、
ハイグレードとダウングレードホテル
といった対照的な環境に
宿泊することになって。
さて、旅行に一番何を求めるかは、
人それぞれだけれど、私の場合は、
どこまでも快適空間、それから
風景眺望、そして、ご当地グルメに
買物と順位は下がる。
もちろん、旅行は
誰と行くかが一番重要。
なぜなら、素晴らしい思い出となるか、
すべてを台無しとするかは、
それにかかっていると思うから。
なので、人間関係は別次元のこと
として、今回は、それは脇におき、
快適なホテル空間とは何ぞや?…
という考察を。
大抵の場合、ハイグレードの
リゾートホテルであればあるほど快適で、
ダウングレートのホテルの快適度は
下がると思いがちではあるけれど、
どうも、そうとばかりは言えない。
ハイであれ、ダウンであれ、
そこに勘違いが存在すれば、
快適さは、宿泊料金の差に
関係なく損なわれる。
その勘違いとは、
過剰な演出といっていいだろう。
豪華な調度品も、
度を越して飾り立ててあれば、
その空間は鬱陶しいばかりの
うるさいものとなる。
一方、さして広くない
簡素な部屋でも、私たちは、
そこに清々しさを感じることはある。
そうですね、その感覚でもって
考察すると、逆効果も甚だしく
残念な結果を招く空間演出がこれ。
観葉植物
そして、その順位は、
以下のごとく、NG度が上がる。
・過剰に観葉植物が並んでいる。
・しかも、そこに枯れたものが多々まじっている。
・あろうことか、その観葉植物が作り物である。
「過剰」の見落とし。
「ケア」の手抜き
「ケア」の放棄
これがが、エントランス、
ロビーで見て取れるホテルは、
サービスにも、見落としがあり、
手抜きがあり、放棄があると思って、
間違いないだろう。
よかれと思っている演出が、
実は過剰で、余計な手間と
負担を従業員に強いて、
客には、落胆を招いている事実。
しかも、そのことが
認識できていない残念さ。
どうだろう、埃をかぶった
造花を置くくらいならば、
それが無いほうがずっとまし。
枯れたままで放置するくらいなら、
置かないほうがずっと見栄えがいい。
所狭しと置かれた観葉植物が
空間を圧迫するならば、
減らしたほうがずっと心地よい。
そんなシンプルな事実を、
私たちは忘れる。
ああ、これは、ホテルのロビーに
限ったことではないですね。
我が家の玄関回りを、もう一度、
あらためて点検したほうが、
よさそうです。
どうでしょう。
有難うございます。
あなたとの出逢いに、
いっぱいの愛を込めて。
やましたひでこ
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◎編集後記
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観葉植物=ハイクラスの証
なんだか、そんなイメージが
私たちにはある気がしますが、
それこそ、やましたひでこがいう
「関係性」次第なのかもしれませんね。
目の前にあるモノが本当に、
自分に必要で適切で快適さを
もたらしてくれるものかどうか…
ぜひ、今一度考えてみてください。
―安永周平
PS
明日から、編集後記の担当が変わります。
事務局の女性スタッフ、渡辺が担当します。
引き続き、断捨離メルマガを
どうぞよろしくお願いいたします。
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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