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2013/07/26(金)
【辻秀一】超一流の思考法とは?
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 辻秀一
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2013・7・26 No.666
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◆今日の断捨離 超一流の思考法とは?
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FROM 辻秀一
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
超一流は、やはり違う!
改めてそう思い知らされたことが
ありましたのでお話したいと思います。
先日、大相撲の横綱・白鵬関に
お会いする機会がありました。
白鵬関が所属する宮城野部屋に
お邪魔して、せっかくなので
ぶつかり稽古を見させていただきました。
最初に見たのは、学生時代に
19冠のタイトルを獲った
十両・大喜鵬関が若手の相手を
しているところです。
大喜鵬関も大きいですが、
相手も若手ながら150キロを
超える巨漢です。
しかし、いくら相手が全力で
ぶつかっても、全く押されることなく
微動だにしないとはまさにこのこと。
全力で受け止めた後は、
カンタンにいなしたり倒したりしてしまう。
確かに相手は格下ですが、
体格はそんなに変わりません。
同じ力士なのに
「こうも違うものなのか」と
驚嘆しました。
その間、白鵬関はシコをふんだり、
テッポウを打ったり、1人黙々と
準備をしています。
さて、いよいよ白鵬関が
土俵に入ることになりました。
相手は先ほど若手を相手に
無敵を誇った大喜鵬関です。
白鵬関は手こずるに違いない、、、
わたしは内心そう期待していた部分が
あったのですが、目の前では先ほどと
同じような光景が繰り広げられたのです。
大喜鵬関が、まったく歯が立たない。
まるでデジャヴューのようでした。
白鵬関はその力強い押しを
受けても全く押されることなく、
微動だにしないのです。
そればかりか、押している大喜鵬関の
息がどんどん上がっていくのですが、
横綱は平然と受け止めている様子です。
後輩の力を全力で受け止めた後、
いなしたり、土俵の外に押し出す。
何度も倒されて、大喜鵬関の背中は
真っ黒になっていきました。
学生時代はチャンピオンだった大喜鵬関も、
大横綱の前ではなす術もありません。
稽古後、大喜鵬関に聞いたら、
「横綱は神の領域の人だ」と言っていました。
大横綱なのに、謙虚でおごり高ぶるところが
全くない素晴らしい人格者です。
私は日ごろから「スポーツは文化だ」と
言い続けていますが、白鵬関は
まさにそれを体現するような人でした。
白鵬関は稽古場でも冗談を言ったり、
和気あいあい、リラクッスしたところも
見せていました。
しかし、いったん土俵に上がると、
表情や態度は一変します。
分かりやすく言うと、
「オーラ」が出るという感じでしょうか。
その集中力は半端ではありません。
それも、ものすごく高いレベルです。
土俵に上がる瞬間に一瞬で切り替わり、
ものすごく集中していることがわかります。
それは、身体すら赤みをおびて
全身から湯気がでるような感じです。
本当にすごいです。
このように超一流の人たちは
自分なりのスイッチを入れる方法を
持っています。
それは、いつでも心が整った
「ゆらがず・とらわれず」の状態に
切り替えられるのが土台にあります。
イラ立ち、焦り、不安、心配、
恐怖などとは無縁な無の境地です。
そして、俺は横綱だから、
格下相手に負けるてたまるか、
若い衆にいいところを見せるぞ、
とか、ましてや、負けたらどうしよう
などという気持ちは一切ありません。
『無』です。
ここまではなかなかいけません。
しかし、これに近いのが「ごきげん」です。
ごきげんになるだけでも
・集中力が増したり、
・ミスが減ったり、
・短い時間でいつもと同じことができたり、
・健康であったり、
などなど。
いいことばかりということが
心理学でも証明されていることなのに
この価値を知っている人は少ないのが現状です。
しかし、一流の人たちは
この価値を知っているのです、、、
ごきげんになることは
誰でも今すぐできることですし、
お金もかかりません。
ごきげんになる。と
決めればいいだけのことです。
そんな身近にある大きな価値に
気づいてみませんか?
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
辻秀一
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