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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・7・25　 No.665

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◆今日の断捨離    梅雨だから？

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

暑中見舞い申しあげます。

大暑が過ぎ、
いかがお過ごしでしょうか。

梅雨が明けたのか、
それともまだまだなのか、
それはもしかして気象庁に尋ねるよりも、
空を仰いで、天に問いかける方が筋なのかもしれない。

もっとも、天はなんと答えを返してくるのかしら。

ああ、それはきっと、こう。

「梅雨」って、何？

雨は降るときには降り、
降らないときには降らない。

続けて降るときは降り、
続けて降らないときは続けては降らない。

ただそれだけのことだと、言葉を持たない天は、
そう返してくるに違いない。

だって、梅雨とは人間が勝手につくった言葉ですものね。

何かが言葉となったとき、
何かがひとつの言葉で表現されることになった時、
そこに意味と制限と価値判断がへばり付く。

その言葉を用いる人が、
意味をつけ、意味という制限をかけ、
その制限の中身をジャッジして、
良いとか悪いとか考え思い始める。

例えば、この梅雨空にしたって、
正誤、善悪があるわけでもないだろう。

梅雨空は、どこまでいっても梅雨空でしかなく、
正しい梅雨空、間違った梅雨空とかはではないですね。

もちろん、快・不快は
身体が生理的に感じることはある。
鬱とおしいとか、爽やかとか。

けれど、その快・不快でさえ、
個々人それぞれの閾値がある。

言葉に意味を持たせること。

言葉にどんな意味を持たせ、
その意味を持たさせた言葉と、
どんな関係を築くは自分の領域。

それはモノとの関係とまったく同じ。

私たちは、モノにどんな思いをこめ、
その思いを込めたモノと、
今どういう関係にあるのだろう。

私たちは、言葉にどういう意味づけをし、
その意味を込めた言葉と、
今どういう関係の使い方をしているのだろう。

家の中のガラクタを意識上に上らせて、
はじめてその不要な存在に気がつくように。

そして、気づきの後には、
それら不要なモノを取り除いていくように。

自分の使う言葉の中から、ガラクタ言葉を拾い上げ、
もしもそれらが自分を損なう言葉だと気づいたならば、
徹底的に言葉の入れ替えをしましょうか。

そうすればきっとね、
私たちの人生は、詰まりがとれて流れ出す。

家の中のモノの詰まりが解消されると、
そこに空気が流れだすかのように。

なんたって、最初に言葉ありき、だからね。

そう、言葉はどこまでも侮れない相手。
そう、侮れないからこそ、自分の味方になる言葉を、
意識して探し、選び抜いていくのです。

いかがでしょう。

有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝と愛を込めて。

やましたひでこ

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