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2013/06/19(水)

【川畑のぶこ】<Q&A>主人のこと

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2013・6・19  No.629

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◆今日の断捨離  「川畑のぶこのQ&A」

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さて、これから水曜日は、メルマガ読者の方からいただいた、

川畑のぶこへの相談を、あなたにシェアさせていただきます。

それでは第1回目、夫婦の悩みについてのご相談です。

 

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主人とのことです。

 

主人は小さな会社を経営していて、6年前に従業員の女性との
浮気が分かりました。14年前から一緒に働いていますが、
とても魅力的な女性(年上、夫、子持ち)で、
初めから気に入っていたようです。

 

初めは私と3人で一緒に働いていましたが、
私に黙って一緒に出かけたり、飲みに行くことがあり、
嫉妬からすごいけんかの日々でした。

 

主人の仕事を嫌々手伝っている私と比べ、心底、応援して、
主人が辛いときにずっとそばにいて励まし続けたのは、
彼女の方でした。私は彼女には適わないと思っていますが、
風俗へ行ってることも分かりました。

 

それでも離婚する決心はつきません。
一人で暮らしていくことへの不安、寂しさ、主人への未練。

 

私も主人を信頼せず、文句ばかり言ってきましたから、
今の状況は自業自得と思っています。それでも、
バレバレの嘘をついて、女性と旅行に行ったりされると、
私はどうしたいのか自分で分からなくなってきます。

 

前を向いて歩いていきたい。それだけです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

(40代女性 会社員)

 

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FROM 川畑のぶこ

 

信頼している相手からの裏切り行為というのは
不意にみぞおちにパンチをくらわされたような感覚をもたらし、
心にぽっかり穴の空いたような気分になりますね。

 

夫婦間の浮気を許すか許さないかは、それぞれの価値観や
これまでの関係性にもよると思いますので、
万人への画一的な正解はないでしょう。

 

ただ、相手の浮気の行為そのものはすぐに許せずとも、
「人間とは本質的に失敗を免れない存在である」ということを
許容することは、わたしたちの人生を楽にしてくれると思います。
悪事を憎み、人を憎まずの姿勢ですね。

 

人生の選択で失敗することもあれば、
仕事や人間関係で失敗することもある。

 

大切なのは、そこから何が学べるか
という姿勢ではないでしょうか。

 

許しに関しては、夫の前に、自分自身が自分を許せているのかを
振り返ってみるとよいかもしれません。
そして許せていないのであればそれをきちんと許してあげる。

 

「私も人間。失敗を免れない存在だ。
でもここから学ぶことができる。」と。

 

失敗を許さない姿勢というのは、自分をかたくなに
させてしまいますし、相手との関係もこう着させてしまいます。

 

どちらかが悪くてどちらかが正しいという白黒はっきりさせる姿勢は、
私達に大切な変化をもたらそうと、意味があって起こっている出来事や
人生の流れを把握するための目を曇らせてしまいます。

 

全ての出来事は関わり合いの中で生じています。

 

浮気もしかり。病的な人は別として、基本的には
どちらか一方だけの問題ではなく、(少なくとも今、この時点では)
互いの関係性が健全に機能していないから、一度じっくり生き方を
振り返ってみましょうよ、というサインといえます。

 

私達は誰でもより良くなりたいと願っていますし、
それぞれが自分を幸せにするという
人生の大切なミッションを持っています。

 

それを達成するために、相応しい相手と関わろうとします。
また、関わり合いの中で私たちは
目に見えないエネルギーのやりとりをしています。

 

自分のエネルギーを満たしたり、
相手を満たしたり、相手から満たされたり、
また逆に相手からエネルギーを奪われることもあれば、
自分が相手のエネルギーを奪うこともあります。

 

その人と一緒にいると、エネルギーが湧いてくる、
あるいはエネルギーが与えられている感覚になれる人というのは
一緒にいて心地よく感じるので、より一緒にいたいと思うのは自然です。

 

結婚相手との関わりもしかりです。
浮気相手との関わりもしかりです。

 

おそらく、結婚したときは互いにエネルギーを
与え合う関係だったのではないでしょうか。

 

いまでもその部分を互いにもっているでしょうか。
もし、持っていないのなら、それを取り戻すことは可能でしょうか。
そもそも、それをしたいでしょうか。

 

いったい人生の流れで何がおこっているのか、
「浮気という点」に焦点を当てすぎず、
流れ全体に目を向ける姿勢をもてたのなら、
この問題を前向きに乗り越えることが出来るかもしれません。

 

まずは、出来る限り相手(ご主人含む)に依存しない状態で
ご自身のエネルギーを高められること=自分に喜びを与える努力を
してみることをおすすめします。

 

自分からエネルギー奪うものから離れることも大切です。
夫の支援といえども、嫌々仕事をしているのなら、
仕事の継続に関して再考の余地はあるかもしれません。

 

意識を切り替えて溌剌と仕事をすることは可能なのか、
今の職場でそれが無理なら、自分が張り合いを持ってできる仕事を
見つけることも大切かもしれません。

 

自分で自分を喜ばせることができるようになって
エネルギーが充電されると、機嫌も良くなり、
ものごとも楽観的に見られるようになってきます。

 

人生が生き生きとしてきて、輝きを放つようになります。
そのようなときに、自分からエネルギーがあふれて
勝手に周囲の人にも与えていくようになります。

 

周りにいる人は心地よいと感じるし、
そんな人には魅力を感じるでしょう。

 

自分のために、自分を満たし、自分のいのちが輝く努力をすること、
これは浮気問題の根本解決につながるはずです。

 

 

 

川畑のぶこ

 

 

 

PS
いかがでしたか?あなたにも参考になることはあったでしょうか?
毎週水曜日は、こういった形で川畑のぶこへのQ&Aを
お送りしていきたいと思っています。

週に1回のペースですので、全てにお答えすることはできませんが、
あなたも相談してみたいことがあれば、こちらからどうぞ。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

 

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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