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2013/05/27(月)
【やましたひでこ】モノは有罪?
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・5・27 No.606
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◆今日の断捨離 モノは有罪?
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FROM やましたひでこ
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
5月も月末近く。
新芽は若葉となとり、
さらに色濃い緑へと変化はつづく。
そうですね、変化もいろいろ。
成長という変化。
発展という変化。
老化という変化。
衰退という変化。
これまで、様々な変化を経験してきたけれど。
そこには、できることなら避けたい変化もあるけれど。
変化とは自然なこと。
自然とは変化そのもの。
だからね、変化を怖れることなく、
受けいれていく私でありたいな。
怖れることなく、逆らうことなく、
繰り返していく変化の受容。
それは、時にさびしくて、
それは、時にやりきれなくて、
それは、時に覚悟と勇気もいるけれど。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。
◇◇◇
モノはモノであって、
けれど、モノにとどまらない。
なぜなら、私たちはモノに想いを込めるから。
なぜなら、私たちはモノと自分を想いでつなぐから。
だから、今、目の前にあるモノたちは、
自分自身の想いが接着剤となって、
そこに張り付いているといってもいいのでしょう。
モノへの思い入れが強ければ強い程、
モノは、私たちの周りにへばり付く。
そして、それらモノたちは、
やがて制御不能となるほどの量の堆積なって、
私たちを圧迫してくるのです。
捨てられない悩み。
それは、それを捨てさせまいとする想いの集積。
たしかに、モノは、モノであって、モノにとどまらない。
けれど、同時に、モノはやはりどこまでもモノ。
片づかないのは、モノのせいではなく、
あまりにモノへの想いを強くした結果。
モノがひたすら溜まりつづけるのは、
あまりにモノに想いを付着させた結果。
そして、過剰な堆積した夥しいモノたちは、
私たちから空間を奪い、私たちを追いつめる。
そう、モノは無実なんですね。
モノに対する想い入れへの理解と、
モノに対する物体としての理解。
そのどちらの理解のバランスが、
そう、自分の気持ちと思考のバランスが、
うまくはかられてこそ、
私たちの空間は、
きっと居心地のよいそれとなるのです。
たとえば、少ない数のお気に入りのモノたちが、
程よくゴチャッと散らかっているような感じでね。
断捨離とは、バランスなんですね。
いかがでしょう。
有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝と愛を込めて。
やましたひでこ
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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