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2013/05/04(土)

【三枝陽子】不足の”足”

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 三枝陽子

 

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2013・5・4  No.583

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◆今日の断捨離 「みことば通信5_不足の”足”」

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FROM 三枝陽子

 

ごきげんさまです。

 

『断捨離』編集担当、
北海道断捨離会の
三枝(さえぐさ)陽子です。

 

断捨離のプロセス、
「着眼~着手~着地」の
今回は「着地」、
つまり”足”がテーマ。

 

実に、足(脚)の身言葉は
不思議で奥深いですよ。
少しずつ解明していきます。

 

ーーー

 

足には大まかに、以下のような
3つの意味があるとされています。

 

1.ずばり、歩くこと、走ること。
移動すること。移ろいゆくさま。
ex.逃げ足、足が重い、
足がある(交通手段が確保されている)、
お足(お金。すぐに出ていくことから由来)、
雨足、客足など…

 

2.身体の”あし”になぞらえ、
本体を支える部分。
ex.三脚、脚本(作品の土台)、
軸足、足元を固める…

 

3.加えること。十分にあること。
ex.付け足し、具足、満足(⇔不足)、
自足、補足、蛇足…

 

今回着目するのは、3の”足”。

 

ーーー

 

1や2の意味は、
足の比喩としてわかりやすいですが、
なぜ3の「十分にある」
という意味が出てきたのか。

 

それは字の成り立ちにヒントが。

 

足という字は、
上部の”口”が胴体を表し、
下部の”止”が”足”を象ったもの
という説があります。

 

つまり、足には、
”本体を支えている”
という感覚がある。
(2の意味合いですね)

 

身体の「本体」とは…
脳、目・耳・鼻・口の感覚器官、
細かい作業を行うのに使う
肩~腕~手、
内臓の詰まった腹(臓腑)、
その入れ物である骨盤、腰まわり、胴体。
そして、肝心要の生殖器。

 

そんな大事なものが
いっぱい詰まった
足から上こそ「本体」だと。

 

そして足とは、本体を支える「土台」。

 

つまり、満足、自足とは、
「土台」も揃っていて十分ですよ、
という意味合いなのです。
(もちろん”不足”はその逆)

 

「絵だけでなく、額縁もセットですよ」
というような感覚でしょうか。

 

余分なように見えて、実は、
足まで揃って、完全体なのだと。

 

ーーー

 

”不足”を憂うより、
すでにあるものに感謝すること。
”足し算”よりも引き算。

 

断捨離がそんな哲学を持つのも、
この、人間が元々持っている、
「完璧志向」をほどほどにしようと
諌めるためなのかもしれません。

 

私などは、
ごま油とか醤油とか、
ボトルの半量ほど使った頃には、
もう新しいのを買って
ストックしておきたくなるタチでして…
足りない! となるのがイヤなんですよね。
なにごとも。

 

”足るを知る”のさじ加減を
学びたいところです。

 

おっと、”蛇足”が過ぎました…

 

 

【今週ダンシャッたモノ:
オイルスプレー容器(使いこなせず…)】

 

 

 

断捨離編集担当:三枝

 

 
What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

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三枝陽子

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