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2013/04/27(土)

【三枝陽子】序破急

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 三枝陽子

 

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2013・4・27  No.576

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◆今日の断捨離 「みことば通信4_序破急」

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FROM 三枝陽子

 

ごきげんさまです。

 

『断捨離』編集担当、
北海道断捨離会の
三枝(さえぐさ)陽子です。

 

断捨離でよく使われる3ステップ。
「着眼点」「着手点」「着地点」。
これはつまり、

 

「目→手→足」
(「着地」とは足でするものなので)

 

という3段階と捉えると興味深い。

 

ーーー

 

前回のメルマガにありますが、
「目は芽」。はじまり。

 

「目」は外界との最初の接点。
しかし「見る」のは、
手や足を動かすのとは違って、
限りなく心象的なもの。

 

そして「手」。
「手を付ける」「手を出す」
「小手調べ」「手始め」などなど、
「手」の身言葉からは、
実際身体を動かしていく初動の感覚が
色濃く表されています。

 

実際、手を動かさないでは、
断捨離はできませんもんね。

 

ーーー

 

断捨離と似た言葉としてよく、
「守破離」が挙げられます。

 

日本の武道や芸能の思想を
簡略に表している言葉です。

 

少し似ていますが、
「序破急」
という言葉もご存知でしょうか。

 

こちらは能楽や雅楽がルーツの言葉。
起承転結のようなものですが、
三段階で「物事の流れ」を表します。
(その他、もっと専門的な意味や
使われ方もあります)

 

「序」=導入
「破」=展開
「急」=結末

 

能の世界では、これを大まかな
作品の構成として捉えるだけでなく、
あらゆることに通じる原理原則、
指針のように捉えているようです。

 

例えば、
「破」の中で細かく序破急を設定したり…
足の運びや扇の扱いなど、
所作の一つ一つにも序破急があったり…

 

つまり、一つの作品の中に
入れ子構造で、序破急が無数に詰まっている。

 

あるいは、序破急という流れの繰り返し。

 

この入れ子構造と繰り返しで、
作品宇宙が構成されているのだと。

 

ーーー

 

さて、断捨離はどうでしょう?

 

断捨離の中に無数の断捨離がある。

 

あるいは、
「着眼~着手~着地」の
無数の繰り返し。

 

うん、なるほどそうかもしれません。

 

単なるモノの片づけと思ったら…
「暮らしの中に実は宇宙があったゾ!」
なんて言ったら大げさでしょうか?

 

私には決して、
大げさには思えないんですよね。

 

 

【今週ダンシャッたモノ:
冬タイヤ(ようやくです…)】

 

 

 

断捨離編集担当:三枝

 

 

 
What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
______________________________________________

 

 

 

 

 

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三枝陽子

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