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2013/02/24(日)
【小松易】まずは100円から
カテゴリー:メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・2・24 No.513
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◆今日の断捨離 まずは100円から
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FROM 小松易
ダンシャリアンのみなさん、こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
以前、個人のコンサルティングで
東京近郊の某所に伺いました。
クライアントの方と家じゅうに散乱した
衣類や書類の山を目の前にして
その状況をどう伝えたら、彼女にとって、
「行動につながる」
表現になるだろうか?
と考えた末に私の口から出てきたのは、
「おもいっきり片づけていない部屋を
長年持ち続けていることは、まるで、
大きな「借金」を抱えているようなものですよ。」
という言葉でした。
果たしてこの表現が的確な表現だったかは
定かではありませんが、
少なくともその女性は次の日から
片づけを開始することができました。
たとえば、
あなたが会社にある自販機で缶コーヒーを買おうとした時に
たまたま小銭の持ち合わせがなかったとします。
そこにちょうどそばにいた同僚から100円を借りたとします。
おそらく、借りたその100円はその日のうちにすぐ返すことが
できるでしょう。
ところが、小銭がないからといって
その日以降、毎日100円を
10年間借り続けたとします。
合計すると約36万5,000円。ある日突然、
その友人から「耳を揃えて返して!」と返済を迫られても、
全額すぐその場で返すのは簡単ではないでしょう。
あなたが毎日何か一つを出しっ放しにしたり、
一着だけならといってついデパートやネット通販で
衣類を購入することは、時の経過とともに
一度では片づけできない状態を作り上げてしまうのです。
さらに、もしあなたが片づけが苦手な人だとすれば、
そのあなたにとって日を追うごとにより現状復旧することが
難しい状況になっていくということをしっかり自覚する必要があります。
つまり、たとえるなら、毎日「負け試合」を勝てると
信じ込んで試合に挑み続けているようなものなのです。
その女性は私に尋ねました。
「では、どうすればこの試合に勝つことができますか?」
それは・・・
まず、いっぺんに借金を返そうとせずに、
一日100円から返していくと決めて行動を開始することです。
そして、一週間毎日続けて100円を返せれば、
次の週は一日200円ずつ返せる可能性が出てくるかもしれません。
さらに次の週は500円ずつ返すことができるかもしれないのです。
ポイントは、敢えて潔く今日は「100円だけ」返してみることなんです。
それが片づけが苦手な人にとってのブレークスルー(突破)ポイントなのです。
では、今週は毎日少しずつ「100円分」の
断捨離、片づけであえて進めていきましょう!
かたづけ士 小松易
かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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