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2020/09/28(月)

【やましたひでこ】もう、うんざり?!

カテゴリー:.新着情報, やましたひでこ

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

9月28日、月曜日。
<旧暦葉月十二日>

9月の最終週。

少しばかり穏やかさを
取り戻せているような、
そんな気持ち。

どうか、10月もこのままで
と願い祈る、今の私です。

さてさて、
その穏やかな気持ちと
反対にあるのが、こんな思い。

「うんざり」

ならば、この「うんざり」を
少し考えてみましょうか。

そうですね、断捨離に目覚めた人が、
なにを「うんざり」と感じるかといえば、
同居家族の溜め込んだモノたちと、
そのモノを溜め込む存在、つまり、人。

溜め込みクッズにうんざりすると、
溜め込む同居人にもうんざりする。

溜め込む同居人にうんざりすると、
溜め込みグッズにうんざりする。

いったい、モノなのか、人なのか、
区別がつかなくなってしまうのが常。

タメコミアンにとって、モノのために、
自分が「うんざり」の対象になっているなんて、
それは思いもよらないことかも知れないけれど、
これは事実。

ダンシャリアン VS タメコミアン

この図式、特に、住まいという限られた空間で
長い時間を共にする多くの夫婦が直面するもの。

しかも、妻がダンシャリアンで
夫がタメコミアンの組み合わせが一番厄介。

なぜなら、女性である妻が
一度断捨離に目覚めると、それは、それは、
目を見張るように「潔く」なるけれど、
その分、溜め込んでいる夫の姿が、
どうにも「いじましく」感じる度合いが
高くなってしまうのです。

「私の夫って、こんなに往生際が悪いの?」

といった具合に。

日頃の夫への期待が
さらに裏切られ失望感も増し、
「うんざり」という気持ちに拍車がかかる。

そして、その妻の「うんざり感」が夫に伝わり、
夫はそれに必死に抵抗するかのように、
もっと余計なモノを溜め込んで、
ここが自分の居場所であることを
無言で主張する。

そんな悪循環が
そこかしこに頻発するのです。

ああ、これ以上は、
書く必要はありませんね。

この残念で不毛な有様の関係に
終止符をうつためにも、

ダンシャリアンはダンシャリアンで、
タメコミアンはタメコミアンで、

それぞれ、自分とモノとの関係を
よくよく問いかけ、問い直す
必要があるのです。

はい、どちらもですよ。

今日も、
あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。

やましたひでこ

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◎編集後記
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今年は特に、
コロナウイルスの影響で、
家にいる時間が増えた分、
このような戦いが増えているかも
しれません、、、

どんな状況であっても
モノと自分との関係を問い直す
これが基本なんですね^ ^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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