ホーム / 【やましたひでこ】心の扉、国境の扉
2020/07/02(木)
【やましたひでこ】心の扉、国境の扉
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
7月2日、木曜日
<旧暦皐月十二日>
七月。
そうですね、ようやっと
七月にこぎつけたような、
そんな気持ち。
かといって、七月になって
明るい話題に遭遇するかといえば、
そんなこともなく、
不安定な天候もあいまって
心が塞ぎがちになってしまうことも
あるかもしれませんね。
けれど、心が塞ぎがちに
なりそうな時こそ、
断捨離に励んで、
住まいを開放的な
爽快空間にしていかなくては!
そうですよね!?
ところで、七月にはいって、
一息つきながら、
春分から夏至まで振り返ってみると、
私の心に浮かんでくる想いはこれに尽きるよう。
閉ざされて。
締め出されて。
国々の国境は閉ざされて、
締め出されてしまった大勢の人々。
それと同じように、
人々の心は閉ざされて、
締め出されてしまった沢山の人々。
前者は発給されないビザで。
後者は必須となったマスクで。
どうでしょう、そうは思いませんか。
私自身、幾度も訪れていた
中国、東南アジア、北米、南米
への訪問は叶わなくなり、
その国に芽生え育っていた
断捨離の輪から締め出されてしまった。
また、交流の続いていた友人に
強いバウンダリーを引かれ、
その仲間からは締め出されてしまった。
世界で起こっていることは、
個人の心のレベルでも起きる。
個人の心に起こっていることは、
世界のレベルでも起きる。
と、妙に納得してみたりも。
可笑しいですよね、
いまだ、整理のつかない状態で
心が彷徨っているとは。
でも、やはり、
閉ざされた国々も、
閉ざされた心も、
完全に開いていくには、
もっと時間がかかるのだろうね。
そう、やはり、
締め出された人々の生活を立て直すには、
締め出された人の心が癒えるのには、
まだまだ時間は足りないだろうね。
さてさて、今度は夏至から
秋分へと季節は移ろい、
そして、冬至へと時は移行していく。
なんとか、秋分までには、
せめても、冬至までには、
なんとしても、
2021年の春分までには、
国々の国境の扉も、
人々の心の扉も、
開いていきますように。
だって、こんなつらい締め出しが、
こんなにも蔓延しているなんて、
あまりに悲しすぎるから。
有り難うございます。
やましたひでこ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
人との距離感やウイルス…
今まで意識を向けなかった
目に見えないものに気を取られる間に、
季節が変わっていた気もします。
きっと良い方向へ向かうと信じて
まずは目の前の空間を少しでも、
爽快空間に変えていきたいですね!
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
執筆者一覧
最近の投稿