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2020/06/11(木)
【やましたひでこ】新陳代謝
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
6月11日、木曜日
<旧暦閏卯月廿日>
このところ急に暑くなって、
まるで、真夏。
そうですね、今年は春がすっかり
抜け落ちて冬からいきなり夏に
なったかのよう。
春うららも、目に青葉の新緑も、
ずっと続いた室内生活で
無縁でしたものね。
さてさて、緊急事態宣言は解除され、
「afterコロナというwithコロナ」時代
の幕開け。
もう以前と同じ生活とはならない?
いえ、以前と同じ生活に戻れる?
どう思い、どう考えるか、
そう願い、そう期待するかは、
人それぞれですね。
生活も、仕事も、
家族を含めた人間関係も、
以前のようにと願い取り戻そうと
懸命になる人もいるでしょう。
生活も、仕事も、
家族を含めた人間関係も、
以前のようにはならないと
諦めなくてはならない人もいるでしょう。
そうですね、何を取り戻そうとし、
何を諦めていくのか。
まさに、今、その問い直しが
私たちに迫られている。
けれど、私は、やはり思う。
取り戻そう、取り戻そうと、
懸命になればなるほど、
以前とは同じ、そう、元へは
戻れないことに気づいてしまうのだと。
それは、とても哀しく
きついことではあるけれど。
それでも、
元のように、と。
以前のように、と。
私たちは、それを願う。
元どおりの生活
元どおりの仕事
元どおりの関係
私たちは、これを願う。
でも、「元どおり」などあり得はしない。
なぜなら、時間の経過の中を
私たちは生きているのだから。
けれどまた、同時に、
時間の経過があるからこそ、
新たな創造があると私は考えている。
新たに創造していく生活
新たに創造していく仕事
新たに創造していく関係
断捨離とは新陳代謝
そうですよね、同じ生活、同じ仕事、
同じ関係であっても、それは外見だけ
のことであって、私たちは、つねに
代謝の中を生きている。
だから、元の生活、元の仕事、
元の関係を取り戻そうと思うことこそ
断捨離していきましょうか。
そう、取り戻そうとするのは
残念ながら執着、同じ「モノ・コト・ヒト」
であっても、新たな関係を常に
築いていくことこそ、断捨離の
醍醐味なのですね。
いかがでしょうか。
さあて、今日のあなたも、
新たなごきげんな1日を。
やましたひでこ
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◎編集後記
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間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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