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2020/06/08(月)
【やましたひでこ】空間を味方につける
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
6月8日、木曜日。
<旧暦閏卯月十七日>
緊急事態宣言下の空白を
取り戻すかのように、
私の六月のスケジュールは
一気に満杯に。
悉く(ことごとく)延期、そして、
結局、悉く中止とした講演会、
あるいは、招聘元(しょうへいもと)
によって中止とされた講演会で
真っ白となったスケジュール帳は、
また反転、真っ黒に。
まるで、オセロゲーム。
とはいえ、
内容は様変わりですね。
3月から10月にかけて
予定していた事務局主催の
「やましたひでこ
断捨離講演会2020」、
大阪、高知、沖縄、札幌、
鹿児島、東京と巡る予定だった
全国ツアー。
これらを、zoomでの
オンライン講演会として
6月5日に一回に集約して開催。
事務局もやましたも、
ある種、冒険でもしている
ような気持ちでしたね。
なぜなら、観客の姿が見えない
講演会だなんて、わずか数ヶ月前まで
想像すらしていなかったのだから。
そう、舞台は変わった。
そう、舞台は変わってしまった。
ところで、このzoom講演会で、
私やましたひでこが、一番お伝え
したかったことは、何かといえば。
空間の力
そうですね、私たちの多くは、
空間の力を侮っている。
そうか、侮っているのではなく、
その力、その影響力に気づいて
いないのがたいてい。
空間が荒れていれば、
そこにいる人も荒れる。
それは、心が荒れるのか、
または、身体が荒れるのか。
どちらか、また、その両方。
空間が淀んでしまえば、
そこにいる人も淀む。
それは、生活が淀むのか、
または、人生が淀むのか。
どちらか、また、その両方。
そうですね、私たちの多くは、
いつの間にか、自分の空間を
自分で敵に回してしまっている
ことに気づかずにいるのです。
もしも、あなたが、
いつも散らかっている。
ちっとも片づかない。
と、感じているならば、
あなたの空間は、あなたの生活を
じわじわと攻撃し始めていると
みなすべき。
もしも、あなたが、
なんでこんなにモノが
溢れているのかしら。
どうしてこんなにモノが
たくさん溜まっているのかしら。
と嘆いているのならば、
あなたの空間が、あなたの人生を
乗っ取ってしまっていると
みなすべき。
だとしたら、まずは、
あなたの空間が、あなた自身の敵と
成り果てているのか、あなたをつねに
応援してくれる味方なのか、
そんな視点で見直していかなくては
ならないのですね。
敵なのか、味方なのか。
おわかりですよね、
常に敵に晒されている生活、
人生、世界だなんて、それが、
どんなに、辛くきついものかは。
おわかりですよね、
常に味方から応援を受けている生活、
人生、世界だとしたら、それが、
どんなに麗しいものかは。
そう、何もかもが反転した
こんな時代を生きなくてはならない
私たち、今こそ、空間の力を最大限に
活かしていかなくてはなりません。
有り難うございます。
今日のあなたの心も身体も
健やかでごきげんでありますように。
やましたひでこ
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◎編集後記
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今夜放送の
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」
は、「理想の家族になれていない」
と悩む4人の子供のお母さんが
主人公。
断捨離で自分を変えたいと
一念発起しますが、
断捨離を進めるうちに、
彼女の気持ちにも変化が訪れます…
ぜひ、今夜8時からご覧ください!
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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