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2020/05/25(月)
【やましたひでこ】緊急事態宣言下でおこった、もう一つの感染症?コロナ禍によって変化する日常
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
5月25日、月曜日。
<旧暦閏卯月三日>
緊急事態宣言も、
いよいよ全面解除の報。
私の4月8日から続いた自粛、
いいえ、私自身が選択して
続けた籠城生活も、一昨日
「双子座新月」で終止符。
東京の根城マンションでの籠城。
石川のこまつ町家での籠城。
計46日間の籠城生活の
決算報告をまとめなくては…
私はこの間に、何を失い、
何を拾えたのだろう。
私はこの間に、何を捨て、
何を得たのだろう。
私個人の意図意思にかかわりなく
強いられて失ったものもあれば、
思いもよらず拾えたものもある。
それは、人との直接的な触れ合いの
機会の喪失であり、また、
人の親身が心に沁みた経験だろう。
私自身の意図意思で捨てたものも
あれば、その結果、招き入れることに
なったものもある。
それは、都市生活への固着の断捨離であり、
それによって、地方での自然豊かな暮らし
へのシフトが視野入ってきたことだろう。
けれど、それよりも
何よりに思うことはこれ。
私たちの多くは、そう、ほとんどは、
コロナウイルスに感染することなく。
私たちの多くは、そう、
ほとんどは、ばら撒かれた不安を煽る
大量の情報で、恐怖のウィルスに
感染してしまったのだと。
その結果、
自粛要請に従う日々が明けても、
不要不急と判断された文化活動、
芸能活動、スポーツ活動からは
遠のいたままの状況にある私たち。
その結果、
自粛を強いられた日々が明けても、
経済的困難から脱することは容易でなく、
困難は危機へと悪化した中にいる私たち。
私たちは、何が必要で、何が不要かを、
私たちは、何が急務で、何が不急かを、
自らが判断思考する自由を失ってしまった。
私たちは、たとえ不要不急と社会に
判断されようとも、自分にとって
一等に大切な物事があることを、
自由に主張する機会を失ってしまった。
それが、この緊急事態宣言下でおこった
不安恐怖ウイルスの感染での後遺症。
この後遺症は、あまりにも広範で、
あまりにも根深くて。
けれど、私たちは、
きっとそれを癒していくことができる。
けれど、私たちは、
きっとそれを克服していくことができる。
少なくとも、私やましたひでこは、
そう信じている。
なぜなら、私には断捨離があり、
なぜなら、私には大勢の心強い
断捨離の仲間がいるから。
そう、今こそ、
この自粛明けの今こそ、
信頼で自然に結ばれる
ネットワークづくりが、
信頼で自然に機能する
コミュニティーづくりが、
必要なのですね。
有り難うございます。
どうぞ、今日のあなたも健やかに。
やましたひでこ
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◎編集後記
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先週、約2ヶ月ぶりに出張で
東京に行ってきました!
メンバーとはいつもZoomで
ミーティングをしているのですが、
直接会うのはかなり久しぶりで、
とても嬉しかったです♪
本当は仕事終わりに
飲みに行きたいところでしたが、
それは、まだ自粛…
また、みんなで
飲みに行ける日を楽しみに、
今週もお仕事頑張ります^ ^
間中亜衣
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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