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2020/02/05(水)

【川畑のぶこ】Q.主人に気を遣ってしまいます

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。

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Q.主人に気を遣ってしまいます

結婚20周年を迎えた子供3人と暮らす、
5人家族です。この先が不安です。というのは、
結婚15年経ってからの夫の変貌ぶりです。

元々私は時間にルーズで整理整頓が上手に出来ません。
やろうとしても空回りばかりです。

主人との結婚前、お付き合いは7年しました。
そのころも時間にはルーズ、しかしながら
文句一つ言われたことがなかったのです。

結婚生活が始まり子供が産まれ
優しい夫であり父親だったのですが、
15年経った47歳の頃から、
時間、整理整頓に関して口うるさくなり、
しまいにはキレ気味で怒り出します。

今まで家の整理整頓をした事がなく
急にやり始めたのです。

子供に対しても口調がキツく、
それを聞いてるだけでストレスになります。

最近は主人に気を遣って生活している自分がいます。
主人を怒らせないようにと。

子供は上が17歳になろうとしています。
夫婦間を微妙に察する年でもあります。

アドバイスをお願いします。

【いち・50代・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

これまで口うるさくなかったご主人が、
時間や整理整頓に関して口うるさくなったのですね。

まずご主人の前に、いちさんご自身は
現在のご自身やお子さんたちの
時間や整理整頓に対する姿勢は
OKと思っているでしょうか?

理想とまではいえなくとも、
問題なく社会生活を営めるレベルと
思っているでしょうか。

それとも、改善の余地はあると
思っているでしょうか。

ご主人がここで変化してきたことに関して、
彼が変わってしまったとも取れますが、
ご主人を取り巻く環境が
変わったことに対するストレスかもしれません。

おそらくは、家族5人で生活をして月日がたち、
家の中のモノの量は結婚当初に比べ
何倍かに膨れ上がっていませんか?

結婚当初くらいのモノの量であればまだしも、
現在の量は許容範囲を超えた
ということではないでしょうか?

またそれに連動して、子どもの頃であれば
許容できた時間やモノに対するルーズさが、

お子さんが成人に近くなることで、
きちんと社会に適応できるように心配する親心から、
ご主人は咎めるようになってはいませんか?

彼が豹変して口うるさくなったのか、
それとも彼を取り巻く環境が変化して、
彼の許容範囲を超えてしまったのか、
もういちど振り返ってみてください。

結婚当初の家の中の写真があれば、
現在の状態を写真に撮って
見比べてみてみるといいです。

どうでしょう?変化に気づくでしょうか?

もし変化に気づいたのなら、改めて、
家族全員で、家の中のモノの量(散らかり具合)の
許容範囲がそれぞれどれくらいなのか、そして、
みんながどのような空間で日々を過ごしたいと
望んでいるのかを話し合ってみてください。

いちさんやお子さんたちも、
改善の余地はあると認めるのであれば、
断捨離に取り組まれることを強くお勧めします。

身のまわりのモノの量が多ければ多いほど、
脳内の情報処理速度は落ちます。

部屋がパツパツだと頭の中もパツパツなのですね。

モノを管理したり探したりする時間も増え、
時間がかかるようになります。

断捨離とは選択と集中です。

これができるようになると、
物事の優先順位もつけやすくなり、
時間の管理にも変化がでてくることでしょう。

「あれもこれもぜんぶ」の忙しい日々ではなく、
「選び抜かれた少しのもの」に囲まれた、
清々しくゆとりある空間で過ごす
ご自身と家族をイメージされますように。

不要・不適・不快なモノが空間から減ると、
不安も減ることでしょう。

– 川畑のぶこ

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◎編集後記
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今あなたが抱えている悩みを
断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
相談してみませんか?

一人で悩んでいると、
どんどん深みにはまっていきます。
誰にも打ち明けられない悩みを
打ち明けることで、心が
ラクになることもあります。

お寄せいただいた
相談の中から一つ取り上げ、
川畑のぶこがお答えします。

川畑のぶこへの質問・ご相談はこちらから

宮永笑子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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