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2019/10/24(木)
【やましたひでこ】「家と身体と心」を軽やかにするには…
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
10月24日、木曜日。
<旧暦長月二十六日>
秋が深まりゆく頃。
二十四節気「霜降」
寒くなっていくのはどうにも苦手。
けれど、1年中同じような
暖かさというのもつまらない。
なぜなら、
秋には秋の愉しみがあって、
なぜなら、
冬には冬の面白さがあるから。
なんて、
自分に言い聞かせてみるものの、
やっぱり寒いのは嫌か(笑)
まあ、室内派としては、
いかに暖かなマンションで
快適に暮らしながら、
季節の「いいとこ取り」をしていくか。
そんな算段をいたしましょうか。
そうですね、つくづくと思う。
建物も、
結局は「タテモノ」というモノで。
モノだから、その時々によって、
「要・適・快」
変わっていくことに変わりがないのです。
家族を作って、
家族が増えていくにしたがって、
家は大きくなっていき。
家族が巣立って、
家族が減っていくにしたがって、
家が小さくなっていく。
それは自然なことなのでしょうね。
かつて、狭い狭いと
嘆いていた住まいも、
今は、
その広さを持て余している
場合が往々にしてあるもの。
子供たちが巣立った後の部屋は、
荷物置き場となり、
無用なモノたちの吹き溜まりになり、
ゴミの集積場へと転落していく。
そう、開かずの扉が、もうひとつ。
そう、開かずの間が、またひとつ。
けれど、持ち家を手放すなんて。
けれど、持ち家を変えるなんて。
けれど、持ち家を新しくするなんて。
そんな発想も、
そんな計画も、
そんな行動も、
なかなか、持てないのが現状。
しかも、長年、
溜め込んだモノたちが、
その発想を萎えさせ、
その計画を頓挫させ、
その行動のハードルを高くする。
そして、
住まいへの不満を溜めながら、
ずっと愚痴をこぼしながら、
暮らしていくことになるのです。
だから、まず、
余計なモノたちを減らして身軽に。
だから、まず、
不要なモノたちを手放して身軽に。
家が身軽になれば、身体も身軽に。
身体が身軽になれば、心も軽く。
そして、心が軽やかになれば、
自由な思考発想が生まれてくるのだから。
家と身体と心
この三つはいつも連動している。
いえ、ひとつ。
そう、断捨離とは
自由な発想と行動を
あなた自身に促すために
勤しむものですね。
さあて、今日のあなたも
ごきげんさまにて。
やましたひでこ
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◎編集後記
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引っ越したいなと思い始めて
毎晩ネットで物件を検索しているのですが
部屋探しって、理想の男性探しと
すごく似ているかも!と最近感じます笑
見た目やスペックという物差しでしかみれなかったり
ちょっと背伸びをして条件を高くして
素敵な暮らしをしている自分を妄想してみたり^^
外見は普通でも、健康的で中身がステキな
理想のお部屋と出会えますように…!
宮永笑子
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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