断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

御存知、日本を代表する
シンガーソングライター
山下達郎さん。

人生で最も繰り返し聴いたのは、
「GREATEST HITS! OF
TATSURO YAMASHITA」。

このアルバムに収録されている
「RIDE ON TIME」は
2003年木村拓哉さんの
ドラマ『GOOD LUCK!!』の
エンディングテーマにも使われた
わたしのお気に入りの１つです。

来月スタートする木村拓哉さん主演の
ドラマにも、16年ぶりで新曲を
書きおろしたそうです。

今年も全国ツアーを行い、66才とは
思えない精力的な活動を続ける達郎さんは、

「本を出さない、
アリーナで公演をしない、
テレビに出ない」

ことを公言しています。

以前ある雑誌の連載記事の書籍化を
打診されたときに達郎さんが
放った一言が印象的でした。

「こういうものは、
記憶の片隅に残っていればいい」

ファンとしてはまとめて
「達郎の言葉」
を読みたいところですが、

一番大切なのは「その瞬間」、
ライブパフォーマンスに
常にこだわりを見せる
彼ならではの一言。

「記録より、記憶」

そんな言葉が頭を過りました。

先日、公開中の時代劇
「引っ越し大名！」
を観に行きました。

片づけの要素満載で個人的には、
今年一番楽しめた映画でした。

江戸時代の姫路藩。

書庫にこもって本を
読んでばかりの引きこもり侍、
星野源さん扮する片桐春之介は、
突然、【引っ越し奉行】に任命されます。

引っ越し奉行とは、
全ての藩士とその家族全員で
別の国に引っ越し（国替え）
をする際の総責任者。

当時の引っ越しは、
参勤交代を遥かに上回る費用と
労力がかかる一大プロジェクト。

その引っ越しのコストをいかに
下げるかは超重要課題でした。

引っ越し奉行春之介は
思案に思案を重ねた結果、
「持っていくもの」を
減らすことを決断します。

骨董が趣味で蔵1つに伊万里焼などを
大量に抱えていた、
自分よりも位の高い勘定奉行は、

「すべて高価で大切なもの！」

と言い張ります。

そこで春之介はある奇策でこの難を
切り抜けようとします。

奇策の細かいアイデアは
ぜひ映画をご覧いただくとして、

ポイントとなったのが「分ける基準」。

それは、「記憶にあるもの」か
「記憶にないもの」か。

もちろん、勘定奉行の「記憶にないもの」
を黙ってこっそり捨てたのではありません。

これは極まれに片づけが苦手なパートナーの
所有物をこっそり「やってしまう」
最終手段だったりします（笑）

意外と当の本人が文句を言ってこない
ケースも多々ありますから。

引っ越し奉行の春之介は、
本人がいる前でしっかりと白黒つけます。

頭の中に入っていない、
忘れてしまっているものは、
さして重要ではない。

存在すら忘れているものは、
本人にとって「無い」のと同じ。

すなわち、
「重要ではない」証拠なり！

ミュージカルっぽい要素も
少し含まれていて、
苦しいはずの片づけと引っ越しが
いつの間にか楽しいものに変わっていく。

気がついたら我が家に
「引っ越し大名！」のサントラが
アマゾンから届いていました（笑）

やっぱり音楽はテンションが
上がりますね！

ぜひ今週は、いよいよ10月から始まる
「かたづけの秋」に向けて
準備を始めていきましょう。

いつもあなたを応援しています！

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」のホームページ
https://sukkirilab.com/

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◎編集後記
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引っ越し大名、観ましたー！

引っ越しってまさに、
一大イベントですよね。
持ち物を総点検したり、
周りの人間関係や環境も
ガラリと変わるチャンスなんだなあと
思いました。

記憶にないものを点検して
処分していきたいです！

宮永笑子