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2019/08/22(木)

【やましたひでこ】私たちがモノを捨てようとしない本当の理由

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

8月22日、木曜日
<旧暦文月二十二日>

地元石川、金沢での
講演会を終える。

やましたひでこ断捨離講演会2019、
全国六ヶ所を巡る講演会も、
最後、10月17日の東京を残すだけに。

やましたひでこ断捨離講演会2019
東京ファイナルは、
今回のテーマ「本当の断捨離」の
総仕上げとなりますね。

私、やましたひでこが
一段と深く切り込む断捨離、
どうか、あなたもその醍醐味の
立会人となって下さいますように。

ご参加をお待ちしております。
https://pages.yamashitahideko.com/dntl191017tk/sp1-1/

さてさて、ずっと、
私が追いかけてきた課題はこれ。
それに、漸く答えが見えてきたよう。

そうですね、
なぜ、必要のなくなったモノ
であるにも関わらず、
私たちは、それを
留め置いておくのか。

捨てようとしない理由
捨てられない理由
捨てたくない理由

それは、めんどうだから。
それは、うしろめたいから。
それは、こころもとないから。

おわかりですね、私たちが、
必要のなくなったモノを
「捨てようとしない」のは、
それは、その行為が面倒だから。

量が沢山あって、あるいは、
一つでも、大きくて重たければ、
そんなモノたちを
家の外に出すことは
敬遠したくなるのも無理もないこと。

それに分別作業が
加わればなおのこと。

したがって、家の中に
それらはとどまることになる。
これは、現実逃避型に顕著な心情。

だから、モノ自体への
思い入れは希薄なんですね。

次に、私たちが
「捨てられない」と思うのは、
捨てることへの罪悪感、後ろめたさ。

要するに、私たちは
「悪者」にはなりたくのです。

まだ、使えるモノを捨てるなんて、
そんな「もったいない」ことは
してはならないという観念に
縛られているからこそ、

その「禁忌」に逆らうようなことは
したくないという訳。

結果、そのモノたちは
「要・不要」の判断保留のまま、
クローゼットの奥に突っ込まれることなる。

そして、私たちが
「捨てたくない」と感じるのは、
そのモノが目の前から
無くなってしまうことへの怖れ。

これまでの自分の体験や経験、
それらの証拠品を失ってしまうのは
心許ないばかり。

いわば、過ごしてきた
時間へのアリバイ、
大袈裟に言うならば、生きてきた
自分の証(あかし)がないと、
自身で存在を認められないから、
そして、他者から認めてもらえないと
感じているからなのですね。

そう思うと、なんだか、
切なくなるような、
幼気(いたいけ)な私たち。

断捨離とは、
そんな自分を慈しみながら、
果敢で覚悟のある孤独に強い
自分づくりのためにあるのです。

はい、私もまだまだですが…

それでは、
今日のあなたもごきげんさまにて。

やましたひでこ

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

金沢講演会にお越しいただいた方、
ありがとうございました!!
お楽しみいただけましたでしょうか?

事務局スタッフで打ち上げをしたのですが
新鮮なたくさんのお魚料理をいただいて
あまりの美味しさに感動…!
石川に住みたくなりましたー笑

今年の講演会は10月の東京がラスト。
まだチェックされていない方は、
お早めにお申込みください♪
お待ちしています!

宮永笑子

 

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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