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2019/06/28(金)

【小松易】「用意」と「準備」の違い、知っていますか?

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

わかっていても意外と迷うもの。

イヤホンの「R」と「L」の表示。

「右、どっちだっけ?」

ってなりませんか?

右が「ライト」、左が「レフト」
と頭で分かっていても、

ライトは、「R」?それとも「L」?

どちらも「ラ行」なので
日本人の私にとっては
いつも一瞬迷ってしまう
紛らわしい表記のひとつ。

いっそ右は「右」って
漢字で書いてほしい。

勝手ながらそう思うのです。

似て非なるもの。

もうひとつ、

「用意」と「準備」

とてもよく使う言葉ですが、
この違いってご存知ですか?

一般的に、「準備」の方が「用意」
よりも大がかりなのだそうです。

ロケット打ち上げの「用意」
とはあまり言いませんが、
ロケット打ち上げの「準備」
と言えばしっくりきます。

用意<準備

こんなシンプルな図式が
見えてきますね。

さて、あなたは普段、

出かける「用意」

それとも、

出かける「準備」

どちらでしょうか?

放送作家の野呂エイシロウさんは、
著書の中でこう言っています。

「行動が早い人は荷物が少ない。
 出遅れる人は荷物がいっぱい」

ビジネスの打合せで
「せっかくいろんなものを持ち歩いていても、
 必要なときにすぐ取り出せなければ、
 相手は不安を感じます」と野呂さん。

物を探し続けていれば、
相手からの「この人大丈夫?」
と信頼関係にも関わってきます。

荷物が少ない人は、
折り畳み傘ひとつを取っても
事前に予報をチェックして
持って行くかを判断します。

すなわち、日常的にモノを
「厳選」する習慣が
身についているのです。

厳選する習慣があれば、
大がかりな準備はほぼなく、
出かける「用意」だけで済むのです。

「準備」はゆっくり、
「用意」は素早く。

ぜひ今週末はバッグの中身を
一旦全部チェックして
「厳選」してみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

出典:「日本人の9割が知らない『ことばの選び方』大全」
日本語研究会 (編集) (青春出版社)

出典:「行動が早い人の仕事と生活の習慣」
野呂エイシロウ著(すばる舎)

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」のホームページ
https://sukkirilab.com/

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◎編集後記
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今朝、家を飛び出したあと、
携帯電話、メガネ、定期券など一式をうっかり忘れ、
お家に取りに帰りました(汗)

慌てていたりして余裕が無いと
荷物を厳選するどころか
準備にもヌケモレが出てしまいますよね。

荷物の少ない人を目指したいものです…

宮永笑子

PS
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この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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