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2019/06/08(土)
【おのころ心平】スコトーマ(盲点)予防のモノの見方。
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FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
「スコトーマ」(盲点)という
言葉をご存じでしょうか?
僕らは見ているつもりでも、
見落としているものが
たくさんあります。
物理的に視界には
入っているはずなのに、
脳が認識できていないものが
たくさんあるのです。
※ ※ ※
脳は過去によく見ているものであれば、
データベースに照らし合わせて
すぐ認識できるので、
それを見ようとします。
脳はいつものありふれた映像を
優先的に見ようとする癖がある
ということです。
そしてまた、
ちゃんと見ているようでも、
必ず見落としがあります。
僕らの視覚は
そのようにできているので、
「自分が見ているつもりでも、
見ていないことはたくさんあるのだ」
ということに対しては、
いつも謙虚でいることが必要ですよね。
※ ※ ※
かの宮本武蔵が遺した兵法書に、
『五輪書』(ごりんのしょ)
というものがあります。
そのなかに
「観(かん)の目」「見(けん)の目」
という目の使い方が登場します。
「観の目、見の目」を極めると、
奈良の大仏さんのような
「半眼」になると言います。
大仏さんはどこを見るともなく
全体を見ているのに、
こちら側からすると
いつも見られているような
目をしていますね。
※ ※ ※
「全体」と「部分」を両方見るのは
難しいことですが、スコトーマを極力
減らす方法ではあります。
それは「今」という現実をしっかり見つつ、
過去・現在・未来を含んだ
全体像を見るということです。
全体を見ながら、
いま必要なことも見る。
将来を見渡しながら、
現状もちゃんと生きていく。
こんな目の使い方ができるようになると
ココロにブレが少なくなります。
※ ※ ※
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―おのころ心平
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◎編集後記
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「ストコーマ」、
初めて知る言葉でした!
全体を見る目と、
部分を見る目。
どちらの目も使いこなせるように
なりたいものですね。
宮永笑子
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この記事の執筆者について
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。
各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。
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