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2019/05/08(水)

【川畑のぶこ】QA:どうすれば前向きに生きられるのでしょうか?

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方から
いただいた、川畑のぶこへの相談を
あなたにシェアさせていただきます。

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Q:どうすれば前向きに生きられるのでしょうか?

昨年から断捨離を始めて、
家の中が徐々にすっきりしてきたと同時に、
自分の母が毒親だった事に気付きました。

長い間、いい子でいたせいか、
自分自身がわからなくなってしまいました。

今は距離を置き、
自分と向き合ってみていますが、
上手くいきません。

毒母だった事のショックと、
離れた事の解放感との
相反する気持ちで葛藤する日々です。

どうすれば前向きに生きられるのか、
自分らしくいられるのか、御指南頂きたいです。

【まめ・40代・主婦】

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A:FROM 川畑のぶこ

家の中の断捨離を通して、身の回りの
不要・不敵・不快なものに気づく
センサーが磨かれてくると、
そしてそれらのものを手放し、
要・適・快なものに入れ替えていくと、
自ずと、それはモノとの関係だけでなく、
仕事や情報、また人間関係など、
さまざまな関わり合いを見直す
きっかけとなりまね。

まさに相似形です。

まめさんも、これまで漫然と
向き合ってきた母親との関係が、
実は苦しみであったということに
気づいたのは大きなことだったと思います。

これまで鈍っていたセンサーが
健全に作動し始めたがゆえに起きた結果、
すなわち、まめさんが、周囲の目ばかり
気にせず、自分自身を大切にするという
人生の大きな課題に取り組み始めた
証なのでしょう。

ですので、苦しみは伴うものの、
その勇気ある大きなステップには、
おめでとうを言いたいと思います。

長い間いい子でいたせいで、
混乱があるのはいたしかたないこと
だと思います。

今は、焦らず、時間の経過とともに
見えてくることも多くありますから、
たとえそれが母親の思い通りの
プロセスではなくても、
まめさんにとって、
また、母娘両方にとって
必要なプロセスが起きていることを
信じてください。

お母様も、娘が
自分の思い通りになることで、
自分のニーズを満たし、
寂しさを埋めるクセを、
どこかでやめなければなりません。

すでに高齢で、
変化する余地がなければ、
残念なことではありますが、
それもお母様の人生、上手に
課題に向き合うことができなかった、
不器用な母だったんだなと、
我が母の限界を受け入れて
あげることが賢明です。

ただし、母親の流れに巻き込まれ
ないように、自分の安全地帯は確保して
おくと良いでしょう。

そのような意味でも、適度な距離を
とられたのは得策だったと思います。

しばらくは、これまでのまめさんの
中のクセが働いて、違和感を感じる
かもしれません。

薄情な私と罪悪感が刺激されるかも
しれません。これは過去の不健全な
心のクセがそうさせているので、
その亡霊に負けない様に、
私の人生の大切な仕事に
取り組んでいるのだ
ということを思い出してください。

やがて違和感が薄れてきて、新しい
考え方や行動がまめさんの
自然なふるまいとして
定着してくることと思います。

そのためには時間が薬であると
いうことを信じて、焦らず、気長に
自分自身と向き合ってみてください。

これも自分を慈しむ大事なレッスンです。
いつか、きっと、あの頃が懐かしいなと
思える日が来ることでしょう。

– 川畑のぶこ

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川畑のぶこへの質問・ご相談は、
こちらから。

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◎編集後記
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10連休という長きGW明けの仕事に
疲れが出ていませんでしょうか?

休み明け早々に「本調子!」とまでは
いかないかもしれませんが
体調を崩されぬよう、
お体にはお気をつけくださいませ。

吉川広典

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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