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2019/02/01(金)
【小松易】彼が2つ買う理由
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
少し前に単身赴任で一人暮らしをしている
50代の男性のクライアントAさんがいました。
彼のクセは何でも「2つ買う」こと。
私が最初に気づいた「2つ」は、
食卓に何げなく置いてあった
「チューブタイプの練乳」でした。
そのとなりにキチンと
「パックのイチゴ」が2つ!
Aさん、ちょっとバツが悪そうに、
「小松さん、たぶん食べきれないので、
イチゴ1パックいかがですか? あと練乳も・・・」
Aさんに「2つ買う」理由を尋ねると、
「いや、なんとなくいつも2つ買ってしまうんですよね。
あとで足りなくなるのが嫌なんです。」
ちなみに私がつい2つ買っちゃうのが
「ユニクロの靴下」ですね(笑)
正確には3つかな(笑)
人は不安な感情をモノで埋める
「代替行動」をとることが
よくあると言われています。
そういえば私も起業したてのころ、
スカスカのスケジュール帳を見て
いつも不安に駆られていました。
その反動なのか、グーグルカレンダー
の隙間を埋めるのが、いつのまにか
趣味というか「人生の喜び」の一つ
みたいになっていた時期がありました。
でも、いくらすき間を埋め、
仕事の量だけこなしても、
そこには本当の満足や幸せはありません。
ベストセラー『世界がもし100人の村だったら』
の原訳者としても知られる中野裕弓さんは
著書『幸せになるために捨てるもの84のリスト』
に中でこう言っています。
「『予定が一杯の手帳』はいらない」
「スケジュールが埋まる満足感は無意味。
それは、目の前のことに追われているだけで、
自分の人生がどちらに向かっているのかという
大きな視点が失われてしまいがち」
「手帳は、幸せが入ってくるスペースとして
ポコポコと余白を入れておくと、
違う形の人生設計ができます」
何が大切か、自分がどこに向かって
行こうとしているのか?
本末転倒にならないように
時には自分の人生の方向を
確認しながらモノとも付き合うこと。
あぁ、これこそまさに
「生き“方づけ”」だなと
その大きな視点を持つ大切さに
気づかせてくれる名言です。
私の好きな言葉の一つは
「余白の美」があります。
でもつい空いているスペースが
もったいなくて何か埋めてしまいがちです。
あと一歩片づけを進めたいときは
あえてなにも置かない空白の場所
作ってみませんか?
その場所を「余白の美」として
たのしめたら“一人前”(笑)です。
今日から2月。日曜日が節分ですね。
方(かた)をつける“かたづけ”、
さらに進めてみてください!
いつもあなたを応援しています!
小松易
◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」のホームページ
http://www.sukkirilab.com/
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◎編集後記
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ぼちぼち衣替えの準備をしています。
(だいぶ気が早いですが、、、)
今シーズン着たものだけを
少しずつクリーニングに出して
ローテーションしていく作戦です。
そして、クリーニングに
出さないものは手放そうかと^^
かなり減らせそうです♪
吉川広典
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やましたさんを救ったヨガ。
ヨガとの出会いで、やましたさんが
学んだことをご紹介いたします。
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What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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