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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

12月27日、木曜日。
＜旧暦霜月二十一日＞

年の瀬

元々、年の瀬とは、
江戸時代の借金取り立てと
清算との攻防戦を繰り広げた時節を
言うらしいですね。

でも、年の瀬の「瀬」とは、
「瀬戸際」の「瀬」なのだと、
ふと気がついたりして。

＜瀬戸際、広辞苑より＞
安危・成敗・生死のわかれる、
さしせまった場合。運命の分かれ目。

年の瀬戸際

だとしたら、この時期に、
何をどう決断するか、そして、
その決断にしたがってどう行動をするかで、
新しい年の運命が分かれていく訳？

なんて、少しばかり
大袈裟な気持ちになってしまいましたが。

けれど、たしかに、今の自分は、
今までの選択決断の結果が
カタチとなっていることには
間違いないはず。

今、着ている衣服も、
今、食べている食も、
今、住んでいる家も、

すべて、自分が選び決めたもの。

たとえ、誰かに
押し付けられたものであっても、
最終的に受け入れたのは
自分自身の決断だから、
今の自分の現状を
他者のせいにすることは
出来ないですね。

そう、大人として
生きている限りにおいては。

ところが、どうやら、
私たちは、その決断が苦手で、
誰かに任せてしまうか、
先送りにしてしまうか、
どちらかに簡単に傾くもの。

それでいながら、
その他者の選択決断の結果には、
不満を覚え、愚痴を並べ、
クレームをつけ、一方、
その自分の先送りの結果は
見て見ないふりを決め込むことをする。

実際、「捨てる」という行為ほど
難しい決断はなく、しょうもないモノ
ひとつでも迷い戸惑うことがある。

だからなのか、
「捨てたいのに、捨てられない」
という余計な悩みを抱えこんでいる人は
相変わらす多い。

捨てたいので、捨てる。
捨てたくないので、捨てない。

という、明快な行動をとるケースは
少ないもの。

あるいはまた、「保留」という策に
安直に流れていく。

その証拠が、クローゼット、押入れ、
納戸といった収納空間に、
まさに展開しているのです。

つまり、突っ込まれたモノたちで
いっぱいになっているということ。

しかも、当人は、「しまって片づけた」と
思い込んでいるか、「保管している」と
みなしているか、という無自覚の中にいる。

いえいえ、それらは、
要・不要の判断保留に他ならず、
捨てる決断の保留であり、
始末をつける行動の保留に他ならない。

仕事も、生活も、人生も、
思いつきと決断と行動の繰り返し。

もしも、「保留グッズ」をため込んだまま
放置しているのであるならば、
それは、仕事の保留、生活の保留、
すなわち、保留の人生を歩んでいることに
なりますね。

さあて、年の瀬のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
新しい年の運気を高めて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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江戸時代にそんな攻防が…

年の瀬を終え、ほっと一息して
食べるものといえば年越しそば。

おそば美味しいですよね^^

年末年始に食べるこの年越しそばも
江戸時代から行なわれている文化で
縁起をかついだものなんだそうです。

そのほかにも、
他の麺類よりも切れやすいことから
「今年一年の災厄を断ち切る」
という意味もあるのだとか♪

以上、豆知識でした。

吉川広典

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