断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

FROM　山際恵美子

おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。

本を出版させていただいたおかげで
色々なお仕事のご依頼をいただきます。

その中のひとつに母校の大学で
これからキャリアを積む女性に
ファッションアドバイスの講演を
というのがありました。

これは、私がメインとしている
４０代以降のおしゃれ迷子の女性とは
全く違ったベクトルでのお話です。

しかしながら、ファッションというのは
自分のブランディングをする上での
この上ないツールになることは
間違いありません。

女子大生でなくとも、例えば料理教室や、
インテリア講座、フラワーアレンジなど
ご自分の得意分野でプチ起業する場合も、
自らをアピールするために
どんなスタイルでいるかは重要になりますよね。

その職業に期待されるファッションが
自ずと存在するからです。

こうしたブランディングとしての
ファッションの場合には、
自分がおしゃれに見えるとか流行を意識するとか
いうことよりも優先されることがあります。

それはいったい何でしょう？

ズバリ、その目的のためにどんなイメージの人に
なりたいのかという自らのヴィジョンを持つことです。

ここで重要なのは、自分が
「どんなイメージの人になりたいのか」
であって
「どんなイメージの人に見られたいのか」
ではないというところです。

以前勤めていた会社で、新入社員候補の
面接を何度かしたことがあります。

出版社という比較的自由な会社でも
学生たちは圧倒的にリクルートスーツ。
男女ともにです。

そんななかで、ひとりかふたり
私服の学生さんがいました。
当然目立ちます。

かなり個性的なファッションに
あえて身を包んだタイプもいました。

そんな彼らには
「今日のファッションテーマは何ですか？」
と必ず質問しました。

彼らの大部分は、はっきりと
「自分がこういう人になりたい」
というイメージを持って臨んでいました。

もちろん、これだけで合格するほど
簡単な世界ではありません。

でも、リクルートスーツさえ着ていれば
「真面目な学生に見られる」
という選択をする人よりは、意思を感じました。

なりたいイメージとファッションが
合致していた人にはかなりの
高得点をつけました。

この人となら仕事をしてみたい
この人なら信頼できそうだ
この人になら習ってみたい

そういう印象を勝ち取るには
その職業の枠の中で、自分のスタイルを
どうもっていけば、効果的かを俯瞰して
見るもう一人の自分が必要です。

その場合に、他人軸にたった
「こういう人に見られたい」
ではなく、自分の軸を持った
「こういう人になりたい」
からスタートすることが成功の鍵になる。

「人は見た目が９割」ならば
それを活用しない手はありませんね。

仕事の世界でどうも成果がでない
思っているようなイメージで見られない。

そんなお悩みをお持ちなら
「どんな自分をアピールしたいのか」
これをもう一度問い直してみることが
案外重要だと思うのですが。

いかがでしょう？

–山際恵美子

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捨てなければ、生きられない。
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捨てる。

どうやら、この「捨てる」ということを、
多くの人が勘違いしているようだ。

そう、今もって。

捨ててはならない。
捨てるなんてとんでもない。
捨てることなどあってはならない。

しかも、これらの「捨てる」ことへの
否定的な思い込みは、

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◎編集後記
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人は見た目で判断していけない

そう教えられてきたもんですが、
実はほとんど見た目で判断しているんですね。

たしかに目に映る、
着る服も容姿も全部で
相手（自分）ですものね。

自分をどうブランディングするか？
自分次第でどうにもなるということですね。

（明日はどんな服で着飾ろうかな…）

吉川広典

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