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2018/07/13(金)
【小松易】減らすとは、活かすこと
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
「かたづけることは、編集すること」
尊敬するマーケティングコンサルタント
藤村正宏さんの言葉。
以前藤村さんと対談させていただいた時、
「マーケティング」と「片づけ」には
大いに共通点があると
教えていただきました。
それはマーケティングで
必要不可欠な感性の磨き方について。
まずは情報を沢山集め、
自分なりに編集する。
「集めて、編集する」
これを何度もくり返すことが
大切なのだそうです。
本、雑誌、そして私の大好きな映画も
「編集」という取捨選択のプロセスを経て
世の中に発信されていきます。
じゃぁ、どんどん編集して捨てればよい!
というと、必ずしもそうではないと
また教えてくれた方がいます。
映画「時をかける少女」「さびしんぼう」
の大林宣彦監督です。
「編集はかけ算になる様に、引き算する」
大林監督が出演したあるテレビの企画は、
小学生のグループに映像制作の極意を教える
という番組でした。
町で撮影したテープの時間はおよそ30分。
それを30秒にしなければなりません。
番組の後半、いよいよ大林監督と一緒に
ビデオ映像を試写会で観ることになりました。
ところが作品には、撮影したはずの
ある重要な「A」というシーンが
ありませんでした。
その部分だけ、
「全体とのバランスが合わない」
と考えて彼らは使いませんでした。
でも「無くしちゃうと残念」
という反対の意見もありました。
そこで大林監督は彼らにこう言いました。
「いいシーンを外すということは、
そこにこめられたみんなの思いや願いが
作品全体に生きなければいけない。
編集というのは、引き算がかけ算になること。
引いていったものが何倍にもプラスになって
作品に生きるということです」
「減らすとは、活かすこと」
片づけるときにも、とても大切で
好きな考え方です。
モノを減らすことで、
活かされるのは何でしょうか?
それは、あなた自身です。
溢れたモノたちを引き算した結果、
生活、仕事、そして人生から
ストレスがなくなって楽になり、
ワクワクし、楽しくなる。
さて今週は「編集」という視点から
片づけに取り組んでみませんか?
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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僕の趣味である、
バイクでのツーリングですが、
その主役であるバイクを手放しました。
なぜかというと…
乗る時間も無いですし、
安全に乗るための
メンテナンスする時間も無い…
ただ時間だけ経過して、
サビさせるだけなので、
思い切って手放しました。
僕にとって一番大切な、
相棒とも言えるモノだったんですが
思い切って><
なんだか片腕を失った感じです。
不思議に無いと欲しいと思う…
人間って無いモノねだりなんですね
吉川広典
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この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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