断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

生まれて初めて出演した
テレビが「ガイアの夜明け」。

いま考えても、
開業3年余りのタイミングで
それはそれは、
とてもありがたい出来事でした。

密着取材を終えたある日の夜、
帰りの電車でディレクターの
Ｋさんに思わずこう質問しました。

「Ｋさん、これまで随分長時間
撮影いただいてますけど、
大丈夫なんですかね？」

「大丈夫なんですかね？」というのは、
謙遜でもなんでもなく、
「ガイアの夜明け」のような
ゴールデンタイムの人気番組に
私の仕事が放送されて
“見るに値するモノ”になっているのか
という不安から、真面目に訊いた一言でした。

Ｋディレクターは少し微笑みながら、

「面白いですよ。」

その一言がいまでも
忘れられません。

放映日の翌朝、番組は好評で
視聴率も通常より良かったと
Ｋさんから連絡をいただきました。

その日を境に様々な所で話をする
機会をいただくようになりました。

あるラジオ番組のインタビューで
「そもそも、かたづけ士って
何をする人なんですか？」
と質問されました。

いつもなら、
「片づけないのが、かたづけ士。
お客様に片づけを実践してもらい、
習慣化させる人です。」
というところが、その日は口から思わず、

「かたづけ士は、待つ人です。」

という言葉が出てきました。

お客様は決まって私にこう言います。

「頑張って片づけます！」

私はすかさずこう訊きます。

「何時から片づけ始めますか？」

さらにそのあと終了時刻と
片づける場所を確認します。

片づけ終了後に「アフター写真」
を私宛てに送る約束をし、
そして、待つのです。

お客様が自ら片づけを宣言し、
私はその受け手となり、待つ。

つい先日、ある経営者の方からの
「アフター写真」がいくら待っても
届きませんでした。

待ちきれずに思わず催促メールを
送っても全く返事が来ません。

思わず「ちゃんとやってるの？」
という“お母さんモード”に
なってしまう自分がいました。
（メッセージはもっと丁寧ですよ(笑)）

あるプロジェクトリーダーの本に
「結果はマネジメントできない」
とありました。

「事後」ではなく、いかに
「事前」にサポートできるかが
重要だということです。

「ちゃんとやってますか～」
「どうなってますか～」
では意味がないのです。

どのようにしたら相手が楽しみながら
ワクワクしながら動けるか。

そのことを意図した言葉の投げかけ
がもっと必要なのです。

その経営者にこうメッセージしました。

「置きっぱなし」は、
部屋の散らかりの原因です。

「言いっ放し」は、
思考の散らかりの原因になりますね。

ご連絡を至急お待ちしています！

するとすぐその後にメッセージが届き、、

「昨晩片づけの途中で
“寝落ち”してしまいました。」

多忙の中、夜中まで頑張っていたんだと
その報告で知りました。

単に「待つ」だけでなく、
「力づけつつ、信じて待つ。」

私もまだまだ修行が必要です。
それはまだまだかたづけ士として
「伸び代」あるということで楽しみです。

「何時から片づけ始めますか？」

今週はより具体的に、
そして楽しく片づけ進めて行きましょう。

いつもあなたを応援しています！

小松易

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◎編集後記
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ガイヤの夜明け観てます！！
面白いですよねー！

この前見たときはスタバの
フラペチーノ開発の 裏を特集していました。

「へー！こんな裏があるんだ！」

なんか裏を知るともっと知りたくなるし、
好きになっちゃいますよね♪
（僕も制作の裏を公表しようかな？）

話は変わって…
具体的な質問大切ですよね。

例えば…

・いつまでにやる？

と聞かれたらドキッとします。

そのくらい強い約束なんですね。
心で問えば、自分との約束にもなります。

自分と約束してみませんか？

吉川広典

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