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2018/04/20(金)
【小松易】似た二人の女性の話
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
FROM 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
なぜかひと月の間に2度、
同じような話を二人の人から聞きました。
感謝を伝える表現で
私たちが日常で良く使うのは
次の2つだそうです。
1つは「有難う」
もうひとつは「お陰様で」
では、後者の「お蔭様で」の
「蔭」って何だと思いますか?
たとえば、
「小松さんの片づけの仕事、
最近上手くいっているようですね。」
などど言われると、思わず、
「はいお蔭様で、なんとかやっています。」
目の前にいる方が
全くの初対面であっても
つい「お陰様で」を使うことがあります。
「蔭」とはいったい何なのでしょうか?
蔭とは、神仏などの偉大なもの
を意味しているそうです。
また、私たちの先祖のこと
でもあるそうです。
ですから普段何気なく「お蔭様で」を
使うたびに、私たちは
神様、仏様、そしてご先祖様という
「目に見えないもの」に対して
感謝していたというわけです。
ところで、モノを片づけると言えば、
文字通り「目に見えるもの」を
扱う作業です。
片づけとは、
視覚情報を整えることであり、
その対象は、目に見えて、
手で触れられて、動かせるモノ。
一見「目に見えないもの」
に感謝するのとは縁遠いこと
のように思われます。
ところが、部屋のモノを片づけて
心がスッキリしたり、
机の上の書類の山を片づけて、
思考がクリアになって判断力が高まったり、
片づけをキッカケに家族が仲良くなったり、
数多くのそんな事例を見て言えるのは、
片づけとは、
「目に見えるもの」を入口にして、
「目に見えないもの」を扱う行為
だということ。
サン・テグジュペリの「星の王子さま」に
こんな有名な言葉があります。
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。
かんじんなことは、目に見えないんだよ。」
でも、「かんじんなこと」を見る
心自体を上手く扱うために、
まずは「目に見える」モノの
片づけから始めてみる。
これが片づけの醍醐味
なのかと思うのです。
ぜひ今週も片づけ、
がんばってください。
お蔭様で、このメルマガもこの4月で
6年間書かせていただいています。
さらにがんばっていきますね。
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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最近iPadを購入しました。
購入した理由は、
ノートや紙を持ち運ぶ事を
辞めたかったからです。
ノートや書類はかばんを圧迫し
積み重なればそこそこの重さもあります。
この書類を全てデジタル化し、
iPadで持ち運ぼうという魂胆です。
言わば、書類を断捨離できた、
という感じでしょうか?
結果、かばんの中が
かなりスッキリしました。
おまけに軽くなって移動もラクに!
購入してよかったです。
吉川広典
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この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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