断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

FROM　千場ひろこ

ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。

先々週、冬服の断捨離とともに、
下着を総入れ替えした千場です。

今回のメルマガでは、
この、下着の断捨離について
書きたかったんですが。

どうにも昨今世を賑わせている
出家騒動が気になって
しまいましてね。

ぶつくさ言わずにはおれず、
PCに向かっている次第です

ーーーーーー

生命の危険を感じるほど
精神が崩壊しそうなほど
辛くて、
社会的な存在としての
自分が折れてしまいそうな時。

SOSを出すことは
大切なことですよね。

でも、案外その見極めって難しい。

がんばりなのか、無理なのか。
休息なのか、甘えなのか。
あるいは、どちらもあるのか。

相手に非があるのか、
自分に非があるのか。
あるいは単に、相手と自分の
関係性の問題なのか。

そういうことをニュートラルに
把握できない自分が
もどかしいこともある。

そういう時、
第三者に「休んでいいよ」
「あなたは悪くないよ」
と言われるとホッとする時があります。

それはそれとして。

出家ですもんね。

彼女は、その出家を通して、
「何かを広く訴えたかった」という
欲求が“大”だったとして。

その目論見は、いまの時点で
けっこう、成功しているかも
しれないけれど。

そして、それは、世間にとっても
意味あるタイミングだったとも思うけれど。

彼女一個人に焦点を合わせると、
これからの長い人生、
「世俗を捨て」て、
どんな風に生きていくのだろう。

（…宗教それぞれで、
出家の定義は異なるかもしれませんが）

それを考えると、

「今まで、芸能界、
大変だったね。。。」

という思い以上に、

「これからが、むしろ
正念場だよね」

と声をかけたくなる、千場です。

ーーーーーーーー

「清濁併せ呑む」
という言葉があるけれど。

芸能界に限らず、
いろんな世界において。

まさに泥沼のハスのように
凛と咲いている人というのがいる。

一方で、
「濁っていて当然だから我慢すべし」
という感じで、無自覚にも
濁りを相手に強要するナマズ人間もいる。
（注：本物のナマズさんゴメン）

あるいは、もっと
清らかな世界を求めて
流浪する魚もいる。

生き方に解はないし。
どんな業界、どんな社会で
どう生きるかは人それぞれだけど。

断捨離はどこまでも
住空間に目を向ける。

小さいのか、大きいのか、
誰もが持っている、自分の居場所。

そこを磨いていくうちに
開いてくる突破口は確かにある、
と思う。

出家というと、全てを捨てるから
とてもダンシャリチックに聞こえるけど。

実は断捨離って、基本的に
動かないんですよね。その場から。
その場を、自分で変えていく。

かつての私は、
「ここではないどこかへ」
逃げたくてしょうがなかった。

断捨離で実際、住空間の
淀みも改善されたけれど。

「いま与えられている、
自分の持ち場を自分で変えていこう」
というスタンス。

それが何よりの
得たものだったかもしれない。

もちろん、私の小さな苦悩と
彼女の苦悩とは比べる由も無いけれど！

ただ逃げ出しただけなのか、
真理のために出家したのか。

どちらだったのかは、
今後の彼女のあり方に
かかっていますよね。

【先週ダンシャッたモノ】
冷蔵庫のマグネット
（プラスチック製のものから
木っ端に磁石が付いたものに
取り替えました）

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◎編集後記
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転職するとき、その時々で
もっともらしい理由を言って
きましたが、突き詰めると
”逃げ”だったような。。^^;

まあ、逃げてみたところで、
行った先々でもれなく試練が
待っていて。どこまでいっても、
自分の道は自分で切り拓いていくしか
ないんだなー、、ということを
ヒシヒシと実感したのでありました。
（いまも絶賛実感中～）

–青野慶子

What’s danshari ?　 Let’s danshari !　 Viva danshari ♪