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2017/01/11(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]若いバイトにバカにされる職場が苦痛

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

Q:若いバイトにバカにされる職場が苦痛

もうすぐパートを転職して
一年が経とうとしています。

以前、職場の人間関係が上手くいかず
涙をこらえながら仕事に行っています、
とメールをさせて頂いた者です。
あれからすぐ転職し今の職場に来ました。

ここは面接して下さった上司も先輩も
とても親切な方々で、転職して良かっ
たと安堵していた矢先、その方々が
次から次へ転職され、、、。

今の職場には若い子達がたくさん
バイトで入って来て、私は最年長に
なってしまいました。

私は物覚えの悪いおばちゃんで
毎日小さなミスをしているので、
既に新人の若い子達にバカにされ、
陰口をたたかれ、態度も冷たく
なりました。

今また職場に行くのが苦痛になって
しまいました。何度転職しても必ず
どこにでも合わない人はいるもの
ですが、やはり辛いです。

どうやって克服したらいいでしょうか。
いじけてまた負のオーラを出して
しまいそうな自分も怖いです。

【モモ・40歳・パート】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

真面目で誠実なモモさんならではの
ご相談内容ですね。

まず、最年長者でケアレスミスが
多いことに関して、ミスは年の
せいもあるかもしれませんが、
年のせいなのか、心理的なストレス
のせいなのかを確認してみると
良いかと思います。

本当に年齢が原因であるなら、
それはモモさんも、周囲も、
どうしようもないことで、
受け入れるしかありません。

モモさんは老いを受け入れる潔さ、
周囲は、年齢が高くなれば覚えが
悪くなるという自然の変化に対応
する学びの場となるでしょう。

ですので、モモさんが不誠実さや
能力不足からミスをしているの
ではなく、ある程度許容範囲と
思われる、年齢によるミスであれば
それは仕方ないと居直り、
世の中そういうものとして
割り切るしかありません。

ただし、ミスが許容範囲を超える
ミスで、入社以来ずっと続いて
いるのであれば、仕事の内容自体が
不向きである可能性もありますから、
この辺は冷静にご判断された方が
良いでしょう。

そのミスが、年のせいではなく、
パーソナリティーによる可能性も
あります。

人の顔色や評価を気にする癖が
ある人は、たとえ能力があったと
しても、ストレス下において頭が
真っ白になり、ケアレスミスを
繰り返すことがあります。

相手から認められている感覚が
あるとき、例えば以前の優しい
同僚であるとか上司であるとかに
囲まれているような、
心理的ニーズが満たされている
ときにはさしてミスは起こらない
のですが、相手に受け入れられて
いないと思える環境下では、
周囲の評価を得ようとして過剰に
合わせたり、反応したりして
パニック状態に陥ってしまいます。

これは能力や年齢の問題ではなく、
その人のパーソナリティーからくる
ストレスパターンと対処の仕方の
問題です。

もちろん、親切な人がいる職場に
再度転職をされれば、そのような
ストレスからは解放されるかも
しれませんが、また似たような問題が
繰り返される可能性もあります。

ですので、そのような状況に折れない
心を作る必要があります。

そのためには、まず、
職場以外で自分の居場所がある、
と思える場に定期的に身を置き、
その感覚をじっくり味わい大切にして
みてください。

ありのままのモモさんを受け入れ
てくれる人々や場に接する機会を
是非増やしてみてください。

人々との繋がりの場や共同体を
職場以外に拡げることができたなら、
たとえ職場で問題があったとしても、
それは今よりも小さなことに思えて、
過剰反応することなく、落ち着いて
対応できるようになることと思います。

また、何より大切なのは、
モモさんご自身が、そのような
人々以上に自分自身を受け入れて
いることかと思います。

年齢やミスも含めて、
人間らしいではないか、
そこから学んでいこう♪と、
何だかんだ、私はOKね♪と、
自然の流れに抗わず、
素の自分を受け入れていること
ではないかと思います。

もちろん、前述の「自分の居場所」
ができると、そのように思えやすく
もなることでしょう。

モモさんのような周囲を気にする人は、
他人には優しいのですが、
自分に厳しい傾向があります。

これまで人に気を配ってきたように、
自分自身に優しさや思いやりを向けて
あげてください。

多少のミスがあっても、
モモさんがそのことを反省しつつも
パニックに陥ることなく、
リラックスして、仕事をされている
のなら、周りのモモさんに対する
対応も変わってくることと思います。

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◎編集後記
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今日はこれがダメだった、、
あれもできなかった、、
と、つい、できなかったこと
ばかり振り返ってしまいがちですが、

今日はこれができた!
こんないいことがあった!
と、よかったことを意識して
振り返ってみれば、

「必要以上に自分を責めてる自分」
にも早く気づくことができそうです。

–青野慶子

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この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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