断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【やましたひでこ】見込み違いにご用心

2016/10/27(木)

【やましたひでこ】見込み違いにご用心

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

10月27日、木曜日。
<旧暦長月二十七日>

ずっと追いかけているつもりが、
いつの間にか追いかけられて、
気がつくと追い込まれている。

それが、この頃の私の状態。

なんのことかと言えば、
それは、時間のこと。
簡単に言ってしまえば、
原稿の締め切りのこと。

そう、まだ余裕がある、なんて、
おっとり構えていると、
あれ、時間がない!
わー、間に合わない!!!、
というドタバタ劇を演じることになる。

もちろん、今の私は、たしかに、
「時間」という「収納空間」に対して、
「する事・やる事」という「モノ」を
詰め込みすぎているせいでもあるけれど、
たぶん、それらを減らしたとしても、
このドタバタ劇に幕を引くのは、
なかなか大変かなと思う。

なぜなら、実際のモノと違って、
「する事・やる事」にかかる
「時間」をあらかじめ
把握しておくのが難しいから。

収納空間は「物差し」で
計ることができる。

そこに、納めるモノの大きさも、
しっかりと計ることができる。
だから、きっちり詰め込むことも、
余裕をもたせてしまうことできる。

ところが、「やる事・する事」に
かかる時間は、状況次第、都合次第、
そして、気分次第で、
たいてい間延びするもの。

予定通りに「する事・やる事」が
進行するのは稀で、
私の原稿を書く時間は、
30分で出来上がるつもりが1時間、
1時間で書き終えるつもりが3時間、
3日間もあれば十分なはずが
10日間の余裕をもらっても、
まだ出来上がらないなんてこともある。

そうですね、
あまり時間に余裕を持たせすぎると、
今度は、着手を遅らせるということを
してしまうのです。

いやはや。

ところで、なにも、それは
時間に限ったことではないですね。

空間に対して、
例えば、リビングルームに
どれだけの大きさのソファを置くのか、
寝室には、どれほどの大きさの
ベッドを入れるのか、
空間が大きくなればなるほど、
それを見極めるのは難しい。

どんなに家具の大きさを計測
したとしても、立体を具体的に
イメージしてバランス図っていくには、
高いセンスが必要なよう。

だから、実際、家具を搬入して初めて、
大きすぎたソファに、しまった!
と思うことを私たちは経験する。
特に、横幅、縦幅までは大丈夫
だったけれど、高さがありすぎて
失敗することが多いようですね。

けれど、家具選びに失敗したから
といって、そう簡単に、家具を
取り替えることはできることでは
ないですね。
小さなモノを捨てることさえ
逡巡する私たちが、
嵩張るモノ、大きくて重たくて
値の張るものを始末していくことは
容易ではないはず。

結果、リビングにも、寝室にも、
圧迫感を招き入れたまま、
何年もの間、そこで、じっと
暮らさなくてはならなくなるのです。

空間を認識する能力。
立体を把握する感覚。

時間を認識する能力。
時間の質を把握する感覚。

そうですね、この能力と感覚は、
ぜひとも磨いていきたい。

私、空間と立体のバランスを図るセンスを、
断捨離でずっと磨いてきたけれど、
時間の方は、まだまだ。

だから、当分、このドタバタ劇は
続きそうではあるけれど、
少しでも、一歩でも前進あるのみ。

さあて、今日のあなたも、
余計なモノを一つでも断捨離して
空間のセンスUPをして下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

PS
「断捨離実践プログラム」シリーズ
第一弾50%OFF!
モニター募集キャンペーンは本日まで。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

大モノを空間に合わせてセンスよく
配置するのも一苦労ですが、
時間の使い方は「使う自分」次第
なのがさらに厄介ですね。

「理想通りに動いてくれる自分」
はどこにいるのかしらー。

妄想してるヒマがあったら手を動かせ、
という声が聞こえてきそう。。。

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

メルマガの登録はこちら

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト