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2016/08/13(土)

【おのころ心平】「歩く」というのは、「人間性の獲得」

カテゴリー:おのころ心平, メルマガバックナンバー

 

FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

赤ちゃんは10か月~11か月頃になると、
這い這いから「座る姿勢」への切り替えが自由になり、
一瞬の「一人立ち」をするようになります。

歩くことは、1歳1か月の子供で50%、
1歳6か月の子供で90%が一人で
できるようになるそうです。

※ ※ ※

人類は、歩くことで
脳を爆発的に発達させましたが、
そのおかげで今は逆に、
歩くことをおろそかにしてしまっています。

おろそかな歩き方は、地に足がしっかりつかず、
上体が浮いてしまうので、
背骨の軸がぶれ、頭部も安定せず、
結果、思考もぶれてしまいます。

「歩くこと」と「思考」は、
散歩を日課としていたカントをはじめ、
多くの哲学者も「哲学の道」を歩いたように、
たいへん密接に、関係しています。

丁寧に歩くことは丁寧な思考を生むのです。

※ ※ ※

ふつう人は、目で歩いて
(つまり、四角い視野の中で歩く)いるので、
カラダは目の視野に固定されています。

目を閉じると多くの人が、
右か左かの斜めにぶれて
まっすぐ歩くことができませんが、

それはすなわち、
カラダが視覚に縛られて
しまっている証拠なのです。

肚がすわり、丹田に意識が向いている人は
目をつぶっても、まっすぐ歩けます。

人間にとって、歩くことは
「思考の獲得のプロセス」。

そして、丁寧に心を込めて歩くことは
「人間性の獲得」と言えます。

※ ※ ※

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超デジタル社会だからこそ、
鉛筆と紙一枚の
超アナログコミュニケーションで
じわーんと心が伝わる。

アナログ感性コミュニケーションの
専門家、あなたも体感しましょう。

―おのころ心平

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◎編集後記
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暑かったり疲れてたりすると
歩き方も、ベタベタダラダラに
なりがち。

思考もボヤっとしてきます。

私は足の浮腫みがひどいのが
悩みなんですが、体重の掛け方や
姿勢が影響してると聞き、
気をつけてみたところ、、、

いつもほどひどく浮腫みませんでした。

ただ「歩く」だけと、
侮ってはいけないですね。

–青野慶子

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この記事の執筆者について

 

おのころ心平

一般社団法人自然治癒力学校理事長。

ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。

各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。

 

 

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